２６話* ページ31
「こら!狩屋!重い!はなれろ〜!」
狩「剣城君ばかり、ずるいですよ、俺も構ってください。」
「お前はどこぞの駄々っ子か!?」
狩「そうかもしれませんね＾＾」
ふざけるな!
こいつはいつもいつもからかいやがって!!
「私をからかってなんになるんだ!」
狩「そうですね、先輩と俺との距離が縮まります＾＾」
なぜ、縮める必要がある!?
ここのサッカー部は変わったやつばかりで困る…。
浜「ちゅーかさぁ、Aは友達とかいないわけ？」
!!…
友達…。
「なんだ。いきなり、」
浜「いや、気になっただけ＾＾」
「いない。」
松「作ろうと思わないんですか？」
思ったよ。思ったけども…。
「じゃあ、逆に聞くが、友達は絶対必要なのか？」
霧「いや、人それぞれだけど、俺は必要だと思うぞ。」
そう、人それぞれじゃないか。なぜ、お前らはそうやってくちだしするんだ。
なぜ、聞かれたくないことばかり聞くんだ。
神「そうだな、友達だから仲間だからこそ、話せることがあるし、」
じゃあ、その友達にも話せないことならどうすればいいんだ、そんなんなら一人のほうがマシだ。
水「なにいってんだよ!あたしらが友達だっつーの!」
葵「はいっ＾＾」
茜「うん♪ねっ、Aちゃん。」
えっ？と・も・だ・ち…？
違う!私たちはただの知り合いで、友達じゃない!
「…と…な…。」
「私は友達だと思っていない。やっぱり、お前ら私とかかわるな。お前らがつらくなるだけだ。私が友達がいないからって変な同情はやめてくれ。迷惑だ。」
あっ…私…なんてこと…
「す…すまない。私はもう戻る…」
最悪だ!最低だ!
傷つけてしまった…。あいつらは悪くないのに…あいつらはいいやつなのに…
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狩屋SIND
倉「なんだよあいつ。」
速「なんか、いつもと雰囲気がちがってましたね。」
俺達は先輩が去ったあとのことを話していた。
浜「まずいこときいちゃったかな＾＾；」
霧「そうだろうな。」
葵「同情にみえたんですかね…。」
茜「せっかく仲良くなれるとおもったのに…。」
先輩のあの時の顔…
昔の俺にそっくりだった。
確かにそうだ、空野さん達がしたことは同情だったかもしれない。
だから俺、わかったんだよね。
先輩は優しくされるのが苦手だって、距離を縮めたくないんだってわかった。
だって、俺に似てたから。
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はぁ〜最近たくさん更新できなくて
まじ、すいません＞＜
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作者名：ひょこ | 作成日時：2012年8月26日 1時
