１５話* ページ19
円「ところでA、どうしてサッカー部にいるんだ？」
うわっ!一番聞かれたくない人に言われた…!!
円「あっ!もしかしてサッカー部に見学にきたのか!?」
ほらぁ!!そんなキラキラした目でみるなよ!犬か!!
「あー!もう!違います!入れって言われたから断ってただけです!入る気なんて全然ないですから!」
円「なんだよ〜(/_;)」
泣くなよ!!
「じゃあ、私はこれで!失礼します!」
松「待ってください!俺も先輩と一緒にサッカー部で活動したい!だから俺、諦めませんから!」
サッカー部のやつはしつこいな!!
もう!こうなったら…。
「じゃあ、最後に言わせてもらう。私は…サッカーなんて大嫌いなんだ。これなら納得できるだろ。じゃあな。」
こうして私は生徒会室へ戻った。
はぁ〜。
なんで、あそこまで気に入られたかがわからん…。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
剣城sied
『私は…サッカーなんて大嫌いなんだ。』
先輩のあの言葉がいまでも引っかかる…。
俺はあれが本心だとは思えなかった。
あんな、悲しそうな顔で言われたら…。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
次の日
生徒会室
コンコン。
ん？誰だ？
「入っていいぞ？」
ドアを開けて入ってきたのは、剣城だった。
「なんだ？言っとくが入れと言われても私の気持ちは変わらんぞ。」
剣「今日はその話ではありません。」
「なんだ？」
剣「先輩言いましたよね。『私は…サッカーなんて大嫌いなんだ。』って俺にはあれは本心じゃないと思いました。もちろん、チームのみんなも思っています。」
!!
驚いたまさかこんな話しをしてくるとはな。
「なんでそう思う？」
剣「だって先輩悲しそうだったから。」
「お前、優しいな＾＾」
剣「俺は///別に…」
「そっか…お前らにはそう見えたか。雷門のサッカー部はいい奴らだな＾＾」
剣「はい。」
「でも、それはそれこれはこれだ。私は入るつもりはないぞ。」
剣「だから、気が向いたら入ってきてください。俺もみんなも待ってますから(微笑)」
「お前…笑うんだな。」
剣「お…俺だって笑いますよ!///失礼な!」
「すまん、すまん、＾＾；でも、かっこいいな＾＾」
剣「〜〜〜〜っ!!」
剣「先輩、男の人にすぐそうやって言わないほうがいいですよ。///じゃあまた。」
「？？おう!またな。」
剣城sied
〜〜〜!!///
かわいすぎだろ。
あのままいたら理性が完璧に切れていた。
でも先輩少しうれしそうだった。
ｇｄｇｄや!!(T_T)
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あずきいろ
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作者名：ひょこ | 作成日時：2012年8月26日 1時
