３５ 正体 ページ35
ラリーを続ける中、明が仁王のほうに向かってロブを飛ばした
明「本物の『レーザービーム』みたいッス、柳生先輩。」
仁「！・・・フッ、ばれていましたか。」
仁王の顔で柳生の声は・・・なんか似合わねぇよ
そう思っていると、ボールが横切った
明「！！」
審判「３０−１５！」
仁王たちはカツラを取り、髪形を元に戻した。コート外はざわめいていて、煩い
比「まさかバレているとは思いませんでしたよ。」
明(仁王のより、断然早い・・。)
仁「勝負はこれからじゃ。」
試合が再開し、ラリーが続く。柳生の「レーザービーム」は、止めようがなかった
シアンたちの流れだったが、一気に変えられてしまう。仁王はネットをはさんですぐ近くにいるシアンに声をかけた
仁「お前さん、中々いいボレーをするのう。けど、ここまでじゃ。」
シ「・・・なんだと？」
仁「お前らの負けじゃよ。」
ブチッ
明「あ・・・。」
明は『やばい』と言いたげな表情をした。すると、シアンもとい明が仁王に向けてラケットを勢いよく向けた
シ「黙っていたら、好き勝手いいやがって、この白髪野郎！！！」
仁「なっ！？？」
シ「もういい！」
そう言って、頭に手を置いた。明は残念そうに頭を横に振った
髪の毛を引っ張り、カツラを落とす
「「！？？」」
仁「・・・お前さん、明！？」
明「先輩でも頭にきたからな！」
比「じゃ、じゃぁそっちの明さんは・・・シアンさんですか？」
明はため息とつくと、カツラをのけた。すると、明のところに早歩きで歩いていき、腹に一撃を与えた
明「うっ！」
シ「頭に血が上りすぎだ。・・・まぁ、僕もペテン師としてさっきの言葉はイラついたけどね★」
仁「・・・ペテン師じゃと？」
シ「まぁね。ほら、明。位置に戻るぞ。」
シアンと明はラケットを交換すると、位置についた。仁王たちも位置に付く
仁王は少し嫌な予感がしていた。柳生はサーブを打ち、ラリーが始まる
シ「さっきのお返しだ。『レーザービーム』・・・。」
ドシュッ！！
仁「！！」
シ「僕に真似できないものはない！！」
明「シアンかっこいい〜。」
シ「煩い。」
柳生のレーザービームには、スピードが劣るが、仁王よりスピードが出ていた。シアンは仁王と目が合うと、勝ち誇ったような笑みを浮かべてやった
仁「やりよる・・・。じゃが、俺も負けんぜよ！！」
比(なんだか、ペテン師対決になりそうですね・・・。)
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
沙也加(プロフ) - わかる!!私もテニミュってなんやねんって思ってたDVD見始めたらはまった見事にね(笑 (2012年12月24日 15時) (
レス) id: d786428cb0 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - みおんさん» そうなんだ！私も見てみたい〜。ニコ動とかにあるかな？ (2012年12月24日 13時) (レス) id: 17e7830990 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 春風沙也加さん» スルーするんだww (2012年12月23日 21時) (携帯から) (レス) id: da5a2ec40b (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - みおんさん» 私…見たことないんだ〜｡興味あるんだけどね (2012年12月23日 21時) (携帯から) (レス) id: da5a2ec40b (このIDを非表示/違反報告)
沙也加(プロフ) - おん!!大好きだよ!! ただDVDでしか見たことないけど・・・ (2012年12月23日 16時) (レス) id: d786428cb0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひよこ | 作成日時：2012年12月6日 18時
