【イナゴ】私が・・・イナズマ学園の寮長ですか!?? 04 (ページ41)

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170話*　生きるページ41

シュウside

シ「っ！」

「ﾀﾋんだらすべて終わりなんです!あなたが本当に罪を償いたいのなら。生きるべきなんです!人が苦しくて辛くて償いたいと思うときにするのはﾀﾋじゃない!生きることなんです!ﾀﾋぬことは、逃げです!!」

A・・・。

「それに、あなたが今までﾀﾋねなかったのは臆病だからじゃないです。あなたは気づいていたんです。こんなことしても妹さんがよろこばないことも、意味がないことも・・・。」

シ「ちがう・・・。ちがう!!僕は卑怯な手をつかったんだ!あんなことしなければ妹は・・・!」

「卑怯な手をつかってなにが悪いんですか!妹さんを救うには仕方がなかったことだったんです!私は自分を汚してまで家族を守ろうとしたシュウさんがすごく、かっこいいと思います＾＾」

シ「やめてよ・・・!そんなこと言わないでくれよ・・・!自分を許してしまいそうになるじゃないか・・・。」

「いいんです。許して。シュウさんは悪くありません。何度でもいいます。シュウさんは悪くないです。それに、一生懸命守ろうとしてくれてたシュウさんに妹さんはこう思ってるはずです。

『お兄ちゃん、ありがとう。』って」

そう言ったAは妹と重なった。

まるでそこにいるかのように・・・。

僕は・・・涙が溢れて止まらなかった。

Aはそっと僕を抱きしめてくれた。

シ「う・・・うぅ・・・」

僕は・・・妹のために生きたい。

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船で帰っている途中妹さんが言った。

シュウさんは泣き疲れて眠っていた。

妹『お姉ちゃん、ありがとう。これで安心して成仏できるよ。ありがとう＾＾』

(そうですか＾＾シュウさんはまかせてください!)

妹『うん、任せるよ!』

(はい!)

妹『それと、最後に・・・。』

(なんですか？？)

妹『お姉ちゃん、お兄ちゃんはううん。みんなはきっとお姉ちゃんの全てを受け入れてくれるよ。だから頑張ってね＾＾』

(・・・はい＾＾)

妹『じゃあね＾＾』

そう言って妹さんは消えてしまった。