【イナゴ】私が・・・イナズマ学園の寮長ですか!?? 04 (ページ30)

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156話*　いやです＾＾ページ30

ヒロ「マサキは施設ではほんと馴染めれなかったよね～。」

ヒロトは懐かしそうにそういった。

緑「馴染んでたじゃん；；表向きは。」

ヒロ「うん、初めすごい子だなって思ったよ。全部一人でなんでもできて、まったくいい子すぎて驚いたよ。」

緑「熱でも隠してたのもすごかったね。全然気付かなかった。」

ヒロ「うん、あれで確信しちゃったよ。本当に誰も信じてないんだなって。絶対自分の弱みを見せない。いやぁ、対したもんだよね～＾＾」

緑「誰よりも愛されたいくせにね・・・。」

ヒロ「ほんと、ツンデレって厄介だよね～ｗｗでも、大丈夫。やっと、やっとマサキは他人に甘えれる。」

緑「うん。彼女なら大丈夫だよね＾＾」

ヒロ「あんまり、人任せは好きじゃないんだけどね；；でも、彼女しか頼れないから・・・。」

緑「そうだね・・・。」

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狩屋side

狩「んっ・・・。」

「あっ!マサキさん!!よかったぁ・・・。」

狩「はっ？えっ？ここどこ？？」

「えっ？マサキさんの部屋ですよ＾＾」

ガバッ!っと勢いよく起き上がった。

「ちょ!熱あるんですから寝ていてください!!」

狩「あんた、学校もう始まってるよ。」

俺が時間をみると10時を指していた。

「休みましたので安心してください(にっこり)」

狩「はぁぁぁ!?なに考えてんの??俺は大丈夫だから学校行ってきなよ。」

「だめです、今日はずっとそばにいます。」

狩「だから、大丈夫って本人が言ってるでしょ。あんたしつこい。さっさとどっかいってくれない？」

「いやです、大丈夫じゃないの知ってますから。」

狩「あんたなんなの？正直迷惑だからやめてくれない？」

「知ってますか。風邪ってしんどいし、体も弱ってるからいやなこと思い出したりするです。そして思うんですよ。一人って嫌だなってさみしいなって。だからマサキさんもそうなのかもしれないのでそばにいますね＾＾」

図星をつかれた俺はAさんに怒鳴った

狩「いい加減にしろよ!!!そういうのが嫌なんだよ!!もう、俺に構うんじゃねーーよ!!!」

「いやです。」

そう言って優しくAさんは俺の手を握ってきた。

「これはわたしのわがままです。私があなたといたいだけです。だから・・・だからマサキさんはわたしのわがままに付き合ってるだけなんです。」

こいつの声はなんでこんなにも暖かいのだろう・・・。