○48 ページ3
・
｢え………。元太くん、？｣
元太くんに会いたすぎて、幻覚でも見えてる？
元太｢うん、謝りに来た。｣
｢ほんもの、？｣
元太｢ふふっ、うん。本物(笑)｣
でも、どうやら幻覚じゃないみたいで。
会いたくてたまらなかった人が今、会いに来てくれてて。
もう、それだけで嬉しいの。
｢っ、……元太くんっ、あのねっ｣
元太｢わっ、ちょっ！泣かないで！
え、待って！どうしよ、えっ。そんなに会いたくなかった？｣
｢ちがっ、！……会いたかったっ、！｣
元太｢っ、｣
熱のせいか、思わず出た本音に目をまん丸にした元太くん。
その後すぐに、ふわって元太くんの匂いに包まれて。
元太｢……ごめん。ごめんね、A｣
｢元太くん、｣
元太｢えっ、！｣
元太くんに安心したのか、一気に身体中の力が入んなくなっちゃって。
そんな私をすぐに支えてくれる元太くん。
元太｢あっ、A熱あんのか｣
そんな元太くんらしい言葉に安心して、もう1度瞼を閉じた。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1019人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おむきんぐ。(プロフ) - ぷぉむぷぉむさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて、ものすごく嬉しいです！！！切ないっていうか、もどかしいっていうかって感じですよね(T_T)ラストに向けて更新頑張ります！ (2021年9月28日 13時) (
レス) id: d580091d63 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぉむぷぉむ(プロフ) - 毎回更新されたお話を読むたびに泣きそうになってます！元太くん、実際こんな感じだろうな〜、ってなっちゃいます！これからも更新楽しみにしています！ (2021年9月28日 10時) (レス) @page28 id: b7485456e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おむきんぐ。
| 作成日時：2021年8月19日 11時
