す の − ま ん 。 ((出会い))

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蓮｢でも先輩ですし、｣








｢そんなこと言ったら私も年下です｣








蓮｢…じゃあ、分かった｣









そのまま2人で色んなこと話して。
めめ、って呼んでくれてA、って呼んで。


一気に近づいた距離がめちゃくちゃ嬉しくて。








辰哉｢あっ、見つけた！｣








｢げ、見つかった｣








照｢なんかあったら心配なの。
飲み物買いに行くならついて行くからさ｣








2人で話してると、俺のこと警戒しながら近づいて来た深澤くんと岩本くん。

嫌がらせから守るだけじゃなくて、
きっと悪い虫が寄ってこないように守ってんだろうな、って。








辰哉｢ほら、戻るよ？
佐久間がAのこと探してたし｣








｢めめともうちょっと一緒にいたい！｣








照｢めめ、？｣








蓮｢…あ、目黒蓮です！｣








少しびくびくしながら挨拶すると、めちゃくちゃ睨まれた気がするけど。








｢見て！ミックスジュースくれたんだよ！｣








なんてAが幸せそうに笑うから、深澤くんも岩本くんも。もちろん俺も。
もう、顔がゆるゆるで。








辰哉｢……もう、早めに戻って来いよ？｣








深澤くんに認められるまでには少し時間がかかったけど、
俺とAが初めて話して仲良くなった、大切な日。



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