す の − ま ん 。 ((出会い))

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辰哉｢まじ1人でどっか行くなよ？｣








｢もう、大丈夫だって言ってるじゃん｣








辰哉｢だーめ。心配なの｣








｢んふふっ、ふっかってお母さんみたい(笑)｣








入所して少し経ったくらいの時、初めて会ったAちゃん。
俺が入所する前は嫌がらせとか結構あったみたいだけど、
この頃にはもう嫌がらせはそんなになくて。

どちらかというと、可愛い。天使。そんな噂が広まってた。








照｢ふっかさ、あんまりしつこいと嫌われるぞ？｣








辰哉｢嫌われんのは嫌だけどさぁ、だってこんなにかあいいんだよ！？｣








｢あ、さっくーん！｣








大介｢なにーっ？｣








辰哉｢あっ、！A！！……もう。｣








話してみたくて。
でも、話せなくて。








宮近｢昨日、俺話したよ｣








蓮｢まじ？｣








松倉｢えっ！なんで！！｣








宮近｢目、おっきいねって言われた(笑)｣








蓮｢え、(笑)｣








宮近｢でもすぐ佐久間くんと阿部くんに連れて行かれたけど｣








だって、ずっと守られてたんだもん。
大事に大事に、守られてたから。


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