す の − ま ん 。 ((出会い))

ふかひめ。 ページ1

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｢ふっかー｣







辰哉｢ん？どうした？｣







｢飲み物買いに行くの、ついて来て？｣







辰哉｢りょーかい｣







あざとめに首をコテンって傾げる、うちの姫。
そんな可愛いことしなくても、いくらでもどこでもついてってあげるんだけどね？

まぁ、可愛いAが見れるならなんでもいいけど。







『今日は、Aちゃんとメンバーの出会った頃のお話をお聞きしたいと思ってます』







｢出会った頃かぁ、｣







辰哉｢覚えてる？A｣







｢うーん……、｣







辰哉｢えっ！覚えてねぇの？
俺、天使がいる！！って思って、めっちゃ話しかけたのに｣







雑誌のインタビュー。
今日は、Aと俺らの出会いについて。


あの時、Aはまだほんとに小さくて。
まじで天使がいるって思って頑張って話しかけたのに。


結局覚えてるのは、俺だけなのかよ。







｢ふふっ、(笑)
ちゃんと覚えてるよ！｣







辰哉｢まじで結構ショックだったんだけど、｣







｢ごめんごめん(笑)
忘れるわけないじゃん、めちゃくちゃ嬉しかったもん｣







辰哉｢ほっんと、かあいいね｣







仕方ないから、みんなにも
俺とAが出会った頃の話、教えてあげるね。





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