執事。 ((とらじゃ))

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龍也｢Aさ、お見合い断ったんでしょ？｣







｢うん。
だってタイプじゃなかったんだもん。｣







龍也｢ははっ、(笑)
Aらしいね(笑)｣







海人｢まぁ、それだけの理由じゃないですけどね｣







龍也｢あ、うみんちゅじゃん｣







海人｢だから、それで呼ばないで下さいって言ったじゃないですか｣







毎週木曜日、幼馴染のしめとのお茶会。


いつも美味しいお菓子を持って来てくれて、
何故かいつも中村も一緒。







龍也｢ってか、何でいつもここにいるの？｣







海人｢A様の専属執事だからです。｣







龍也｢ほんとにそれだけ？(笑)｣







海人｢………お菓子が食べたいからです。｣







そう言って、クッキーに手を伸ばす中村。


しめと話してたらいつも不機嫌になる中村。
それならここにいなければいいのに。


……そんなにお菓子が食べたいのかな？







龍也｢ふーん、(笑)｣







海人｢笑わないで下さい、｣







龍也｢ごめんごめん(笑)
………あ、今度デートしてきなよ｣






｢ん？誰と？｣







龍也｢うみんちゅと。｣







｢…………え、？｣



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