浮 気 。 ((すの))

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｢………もう、早く寝てください｣






康二｢せっかくAと2人きりやねんで？
………そんなもったいないことせんわ｣






｢………もう。
今日の先生、調子狂う｣







康二｢2人きりなんやから、康二やろ？｣







うるうるした瞳で見つめられて。
………そんなん、あかんて。


理性が、保てんくなる。







｢………康二っ、｣






康二｢もう我慢できひんわ。｣







君を自分の方に引き寄せて、
深いキスを何回も。


俺の上にいた君を、
キスをしながら下にして。


俺の視界には
真っ白なシーツと赤く火照った可愛い君。






｢だめっ、うつっちゃう｣






康二｢もう無理や。
それに、Aも期待しとったんやろ？｣







｢っ、………でもっ、！｣







康二｢可愛すぎるAと、
あと………熱のせいや、｣







｢っ、……ふぁ、っ｣







まだ何か言おうとする君の唇を
キスで無理やり塞いで。


舌をねじ込めば
君も応えて絡めてくれる。


そんな君が愛しくて。
早く俺のになればええのに、なんて。







｢康二っ、………誰か来るっ｣






康二｢誰も来んよ。保健室なんか。｣






｢でもっ、足音っ！｣






またキスしようとした瞬間、
保健室のドアが開いた。







康二｢あかんっ、
……A、動いたらダメやで？｣






毛布にすっぽり隠れる君。
服は着とるけど、密着しとる身体。



お願いやから、早くおらんくなって。




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