す の ー ま ん 。 ((恋))

ふかひめ。 ページ1

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｢……あっ、ふっかおはよー｣







辰哉｢ん。
おはよー！｣







｢ふっかってさ、いつも早いよね？｣







辰哉｢まーね！｣







だって早く来たら、
Aと2人きりの時間が長いでしょ？


なんて。
ちょっと照れ臭いから言わないでおこう。




でも、今日も抜群に
うちの姫は可愛い。






辰哉｢A、髪の毛ゴミついてる｣







｢えっ、どこ？｣







辰哉｢おいで？｣







そう言うと、トコトコと歩いてきて
俺が座ってるソファの隣に腰をおろす。







辰哉｢はい、取れたよ？｣







｢ありがとう、ふっか！｣







辰哉｢どういたしまして｣







ちゃんとありがとうって目を見て言ってくれるとことか、
やっぱり俺が大好きなAなんだ。







｢ふふっ、やっぱりふっかはままだね！｣







辰哉｢え？｣







｢ふっかは、ままって感じ！｣







こんなのいつものことなのに。


Aが可愛すぎるから？

ちょっとね、気持ち
抑えきれなかったんだわ。







辰哉｢ずっと、ままって思ってたの？｣






｢え？｣







辰哉｢俺はままって思ってほしくない。
……俺はさ、Aの彼氏になりたい。｣







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