がっこう。 ((とらじゃ))

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｢……よしっ、OK！｣






何か差し入れ持って来てよ！
って言ってきた、うみ。


そんなうみに便乗して
俺、手作りのお弁当がいい！
って言ってきた、まつく。






いつもは6人プラス如恵留先生で練習してるらしいんだけど、
今日は3人だけみたい。


4人分のお弁当を持って、






｢うぅっ……、重っ。｣






自転車を漕ぎ出した。






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松倉｢あっ、A！｣






休憩中だったのか、
座って笑ってる3人の中
まつくが私に気付いて手を振ってる。






海斗｢……持つよ、｣






｢え？ありがと！｣






いつの間にか
私のとこまで来てたちゃかちゃんが
抱えていたお弁当箱を持ってくれて。



制服でも体操服でもない、
練習着っていうのかな。

普段見ないちゃかちゃんに、
胸がきゅんって切なくなった。






海人｢ねぇ、ちょうどいいしさ
もうご飯にしよ！｣






松倉｢俺、腹減った！｣






そう2人が言い出したから、
皆でお弁当を囲んでご飯タイム。






海人｢やば、めっちゃ美味い！｣






松倉｢Aって、料理上手いんだね！｣







2人もたくさん褒めてくれてるのに。






海斗｢……うん。
めちゃくちゃ美味しい！｣






ちゃかちゃんの一言が、
胸をきゅぅって締めつける。






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