まいぶらざー。 75 ページ30
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侑李「凄いっ…、」
「…うっ、わぁ」
キラキラしてる侑李の隣、水槽の中を泳いでくるサメに、ちょっとだけビクビクしてる私。
ガラスを挟んでいるとはいえ、今にも食べられそうなんだもん。
侑李「わっ!」
「うわっ!…もーっ!侑李!」
侑李「ごめんごめん(笑)
だってさ、ずっとビクビクしてるんだもん」
いじめたくなっちゃった。
なんてさ、こっちは必死なのに!って。
でも、なんていうか。
侑李といることに幸せを感じてることが、幸せだなって。
そう思ってる私は、まだお兄ちゃんのことが好きなのかもしれない。
でも、前よりは確実にお兄ちゃんの存在が小さくなってて。
それも全部
侑李「じゃあ、あっちにクラゲの水槽あるみたいだからそっち見に行こっか」
「え?サメはもういいの?」
侑李「隣でビクビクされてたら集中できないからね」
「…ごめん、」
侑李「ほら、行くよ?」
「はーい」
こうやって、いつも私のことを思ってくれてる
侑李のおかげ。
「……私、生まれ変わったらクラゲになりたいかも」
侑李「僕、クラゲとは付き合いたくないな」
「なっ、!」
侑李「だってそうでしょ?」
「まぁ、そうだけど…」
侑李「だから、大人しく人間のままでいてください」
「はい、」
甘い言葉なんてあまり言ってくれないけど、
でもそんな侑李が心地よくて。
そんな侑李に安心して。
ずっと一緒にいたい
そう思えたんだよね。
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おむきんぐ。(プロフ) - みーちゃんさん» それはよかったです! (2019年5月5日 21時) (レス) id: 49664135d2 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん - 謝らないで下さい!本当にいい話で興奮しまくりです(笑) (2019年5月5日 18時) (レス) id: 0621af8c87 (このIDを非表示/違反報告)
おむきんぐ。(プロフ) - みーちゃんさん» 何かすみません(笑)ありがとうございます! (2019年5月4日 19時) (レス) id: 49664135d2 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん - おむきんぐさん。いや、おむきんぐ様。貴方は私をキュン死にさせるつもりでか?(笑)いや、させるつもりですね。発狂しながら読んでます(笑)続きも楽しみです! (2019年5月4日 19時) (レス) id: 0621af8c87 (このIDを非表示/違反報告)
おむきんぐ。(プロフ) - みーちゃんさん» ドキドキしちゃってください(笑) (2019年4月28日 23時) (レス) id: 49664135d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おむきんぐ。 | 作成日時:2019年1月27日 17時