まいぶらざー。 71 ページ26
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大貴｢俺、A以外のやつと付き合ってんだよ？｣
｢……知ってる、｣
大貴｢俺、A以外のやつと寝たんだよ？｣
｢それでもいい｣
大貴｢Aのこと傷つけるんだよ？｣
｢お兄ちゃんがいい｣
大貴｢俺がダメなんだよ！！！
お願いだからさ、分かってよ。｣
｢分かんないよっ、｣
ちゃんと教えてよ。
そうじゃなきゃどうしようもできないじゃん。
私は、お兄ちゃんじゃなきゃダメなの。
大貴｢はぁ……。もーさ、そういうとこ。｣
｢え？｣
大貴｢子供の相手してるほど、暇じゃねーの。｣
｢…お兄ちゃん、｣
大貴｢今まで、遊んでやってただけ。
妹のこと本気で好きになるとかバカじゃん。｣
｢何言って、｣
大貴｢だからさ、Aも俺のこと嫌いになって。｣
｢……っ、｣
家を飛び出して、
行くあてもなく走ろうとした時
侑李｢……A？｣
｢っ…、どうしてっ｣
侑李｢…ん。おいで？｣
｢やっ、ダメ！｣
侑李｢ダメじゃないから。
……ほら、おいで？｣
｢っ…、｣
家を出てすぐのところに侑李がいて。
また今回も助けてくれるんだ。
ぎゅっ、って優しく抱きしめてくれるの。
僕はここにいるよ。
大丈夫だよ。
安心して。って。
｢ぐすっ…、ゆっり｣
侑李｢ん？｣
｢私っ、私っ…｣
侑李｢…ん。もう、僕にしな？｣
｢でもっ、｣
侑李｢だーいじょーぶだから。
好きになってくれるまで待つ。
僕のこといいように使ってくれていいから｣
｢……侑李っ、｣
侑李｢Aは黙って僕についてきて｣
もうね、ほんとに侑李についていこうって思ったの。
だから返事をするかわりに、
侑李のことを抱きしめ返して。
背中のところをぎゅっ、って。
そしたらさ、
侑李｢ふふっ、うん。いい子、｣
って、頭を優しく撫でてくれるの。
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おむきんぐ。(プロフ) - みーちゃんさん» それはよかったです！ (2019年5月5日 21時) (
レス) id: 49664135d2 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん - 謝らないで下さい！本当にいい話で興奮しまくりです（笑） (2019年5月5日 18時) (レス) id: 0621af8c87 (このIDを非表示/違反報告)
おむきんぐ。(プロフ) - みーちゃんさん» 何かすみません(笑)ありがとうございます！ (2019年5月4日 19時) (レス) id: 49664135d2 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん - おむきんぐさん。いや、おむきんぐ様。貴方は私をキュン死にさせるつもりでか？（笑）いや、させるつもりですね。発狂しながら読んでます（笑）続きも楽しみです！ (2019年5月4日 19時) (レス) id: 0621af8c87 (このIDを非表示/違反報告)
おむきんぐ。(プロフ) - みーちゃんさん» ドキドキしちゃってください(笑) (2019年4月28日 23時) (レス) id: 49664135d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむきんぐ。
| 作成日時：2019年1月27日 17時
