まいぶらざー。 59 ページ14
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｢……えっ。あ、大きいサメの？｣
涼介｢そう！あの水族館もさ、
どこの水族館がいいかな？ねぇ、涼介真剣に考えて！って。
で、俺がここは？って言ったら、えー…。そこはAと行く感じのとこじゃない。って！
あんなに楽しそうな知念、初めて見たもん！｣
……何それ、そんなの知らない。
涼介｢……でも、最近何か元気なくて。
Aちゃんと何かあった？って聞いても、
Aとは何もない。涼介には関係ないでしょ、って｣
｢……そっ、か｣
涼介｢俺さ、Aちゃんが誰のことを思ってるのか知ってるつもり。
…だからほんとはこんなこと言いたくないんだけどさ、
知念じゃ、ダメかな？｣
｢っ…、｣
涼介｢ほら！あいつ、不器用だけどさ。
ほんとはすっげー優しいし、いい奴じゃん？｣
｢…うん。知ってるよ、｣
涼介｢…俺、知念のこと大好きだからさ。
知念には、幸せになってもらいたいっていうか…、｣
｢……でも、私が今侑李に会っても、
侑李と一緒にいることを選んでも、侑李は幸せになれないよ。｣
涼介｢……そうだよね、ごめん｣
涼介くんの言う通り。
侑李はすごくいい人なの。
私にはもったいないくらい。
だから、だからこそ一緒にいちゃいけない。
涼介｢……ねぇ、俺のお願い1つきいてもらっていい？｣
｢うん、何？｣
涼介｢今日の放課後、知念の看病に行ってあげてくれないかな？｣
｢……え？｣
涼介｢ほら！知念って、ほぼ一人暮らし状態じゃん？
親が忙しくて家にいないことが多いからさ。
…で、今。両親とも北海道の方に出張行ってていないんだわ。｣
｢……でも、｣
涼介｢ちゃんと話せてないんでしょ？｣
｢それは…、｣
涼介｢お願い。
俺も今日、部活だからさ。｣
知念が死んだら、Aちゃんのせいだからね！
って。
大袈裟だな……。
でも、ちゃんと話をしなきゃいけないのは事実だし。
行ってみようかな、侑李のとこ。
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おむきんぐ。(プロフ) - みーちゃんさん» それはよかったです！ (2019年5月5日 21時) (
レス) id: 49664135d2 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん - 謝らないで下さい！本当にいい話で興奮しまくりです（笑） (2019年5月5日 18時) (レス) id: 0621af8c87 (このIDを非表示/違反報告)
おむきんぐ。(プロフ) - みーちゃんさん» 何かすみません(笑)ありがとうございます！ (2019年5月4日 19時) (レス) id: 49664135d2 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん - おむきんぐさん。いや、おむきんぐ様。貴方は私をキュン死にさせるつもりでか？（笑）いや、させるつもりですね。発狂しながら読んでます（笑）続きも楽しみです！ (2019年5月4日 19時) (レス) id: 0621af8c87 (このIDを非表示/違反報告)
おむきんぐ。(プロフ) - みーちゃんさん» ドキドキしちゃってください(笑) (2019年4月28日 23時) (レス) id: 49664135d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむきんぐ。
| 作成日時：2019年1月27日 17時
