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41.やっぱりスーパーマン ページ41
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｢そろそろ帰んなきゃな...｣
侑李とバイバイして、どれくらい経ったんだろう。
どうしても大ちゃんに会いたくて、
でも時間も遅いし…
｢はぁ...大ちゃん｣
会いたくて、会いたくて名前を呼んでみたらね
『はぁっ...呼んだっ？』
って、息を荒くして、私のスーパーマンは現れました。
｢大ちゃんっ｣
大ちゃんに会えたことが嬉しくて、
ちっちゃくて、でもしっかりしてる胸に飛び込んだら
大貴｢うわっ｣
って驚きながら、ちゃんと受け止めてくれて。
｢大ちゃんっ、あのねっ...｣
大貴｢うん、うん｣
泣きながら今日のことを話す私を、
大ちゃんは、優しく優しく聞いてくれた。
大貴｢もう、知念はいいの？｣
｢...へ？｣
大貴｢だって、そんなに泣くってことはまだ...｣
｢...ううん、それはない｣
大貴｢え？｣
｢だって、隣にいてほしい時、会いたい時、
いつも私のスーパーマンが隣にいてくれた。
私は、そのスーパーマンのことが、大ちゃんのことが好きだもん｣
大貴｢...やだ｣
｢え？｣
大貴｢知念のことは侑李なのに、俺のこと大ちゃんなのやだ｣
ほっぺをぷくってして、分かりやすく怒ってる大ちゃんに
ちゅっ
｢大貴、好きだよ｣
唇を重ねました。
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作者名：おむきんぐ。
| 作成日時：2018年2月18日 8時
