Help me...((Daiki.A)) (ページ39)

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39.成長ページ39

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お化け屋敷から出てきて、

侑李｢僕、成長したでしょ？｣

何て得意気に笑ってる侑李。

｢ふふっ笑笑
少しだけね笑笑｣

侑李｢少しって何だよー！笑笑｣

前来た時は、腕をしっかり組んで、めちゃくちゃ密着して、お化けが驚かす度に叫んでた侑李。

今日は、手を繋いで、お化けが驚かす度にその繋いでる手がぎゅって力強くなるの。

だから、少しだけ...少しだけね？

でも、そんなこと言ったら侑李強がりだから、言い合いになるのは分かってる。
だから、このことは侑李には言わない。

閉園時間までずっと一緒にいた。

侑李は、当たり前のように家の前まで送ってくれて。

｢...じゃあ、今日はありがとう｣

侑李｢...もう少しだけ、話したいんだけどいい？｣

｢...うん｣

そう言って、近くの公園のベンチに座って

侑李｢...大ちゃんと付き合ってるの？｣

｢...うん｣

夜の公園はすごく静かで、
侑李の声がやけに響いて聞こえる。

侑李｢...僕さ、Aと付き合えるなんて思ってなかった。

こんなに可愛くて、いい子、僕にはもったいないって思ってた。

付き合ってみたら、想像以上に可愛くて、いい子で...もっともっと好きになった。

だからさ、離れるなんて思ってなかった...思いたくなかった。それだけ、Aに依存してたのかな｣

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