あかずきんちゃん × おおかみくん

あかずきんちゃん×りょうすけ ページ4

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涼介｢わりっ。俺、こいつもーらいっ｣



そう言って、山田涼介というおおかみくんは、私の腕を引っ張って赤色のログハウスへ入った。




ﾊﾞﾀﾝｯ




涼介｢ふぅ···やっと独り占めできる｣




そう言ったおおかみくんは、




ﾄﾞｻｯ




私をソファに押し倒しました。




｢えっ、ちょっ···あのっ｣




涼介｢しーっ···黙って｣




私の視界には、天井と山田涼介の顔。


そして、近づいてくる山田涼介の顔。




···これは、キス？




咄嗟に目を閉じて、山田涼介の唇を待ってると。




ちゅっ




｢ふぇ？｣




山田涼介の唇が触れたのは、私のおでこ。




涼介｢ふふっ、ビクビクしてんじゃん。
···怖がってる子に無理やりキスなんかしねーよ｣




口調は強いのに、すごく優しいおおかみくん。




涼介｢···何？キス、してほしかったの？｣



｢なっ、ちがっ！｣



涼介｢ふふっ、いつか···ね？｣



｢っ///｣



涼介｢あ、腹減らね？｣



｢えっ、あ、まー···｣




そう言えば、家を出てから何も食べてない。


そんなこと言われたら···お腹、空いてきたかも。




涼介｢適当に座ってな？作ってやるから｣



｢え？｣





いいからって言ってキッチンへ向かうおおかみくんにドキドキしてるのは···相手がおおかみくんだから？




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