【獄都事変】少女は嘘をついて生きてきた

【悪いのはお前だァ!!・11】 ページ15

《数十分前》



木「いっやぁ〜！飲んだ飲んだ!」


「木舌ー。任務後に飲みに行っちゃたりしたけど大丈夫なの?」


木舌「大丈夫大丈夫〜♪前にも任務後に谷崎と飲みに行ったことあるしね〜」


斬「大分酔ってるな」


「本物に大丈夫木舌;」


木「大丈夫!大丈夫!あっ!帰りの電車来たよ〜!!」








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その時、私が木舌を止めていればこんな事態にはならなかった・・・







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そう言って木舌は二番ホームの電車に乗り込んだ。
でも私達が乗るのは・・・



「バカヤロー!!!その電車じゃねぇーぞ木舌ァァァァァ!!」


一番ホームの電車なのだ。


私と斬島は木舌を電車から引っ張り出そうと二番ホームの電車に乗り込んだ。
そして木舌を引っ張り出そうとしたがこれがなかなか動かない。

そう。木舌は電車に乗り込んだとたん席に座って寝てしまったのだ。


「おーきーろーきーのーしーたーァァァァァ!!!!」


斬「任務の報告をせねばならないのだぞ木舌!起きろ!」







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そうこうしているうちに



『二番ホームの電車閉まります。御注意ください』






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アナウンスが鳴り








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ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ




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――――――――――ドアが閉まった。




―――



―――――



―――――――――



「こーなったのほとんどお前のせいじゃないかァァァァァ!!!!」


木「ごめんごめーん!アハハハ(笑)」


「(笑)じゃねーんだよォォォォ!!」


斬「落ち着け」







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こうして、今にいたる。

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