… ページ26
途端、聖堂内の空気が僕へブワッと向かってきた
『(う、やばっ…!!)』
僕は慌てて息を止めて、鼻と口を腕で覆った
今聖堂内は酸素濃度が15%を切っているため、酸素の欠乏した空気、『酸欠空気』となっているからだ
僕は、安全を確認してから聖堂内を覗いて、思わず目を見張った
3人は祭壇の前で倒れていた
急いで3人のそばに駆け寄る
『なーくん!!なーくんしっかりしてください!!
ジェル君、聞こえますか!?
さとみ君!!
皆、目を開けて!!』
すると
な「…ん゛・・・・・、うぅ…」
『(良かった…!生きてる…!)』
と、その時
ガッシャアアアン!!
2階部分のステンドグラスが破られ、外から人が飛び込んできた
こ「皆ぁ、無事ぃ!?」
『ころちゃん!?』
ころちゃんはスタッと1階へと降りてきた
『僕は大丈夫です。3人は意識は戻ってませんけれど、息はあります』
こ「そっかぁ…、良かったぁ…。」
『…ていうか!何でステンドグラス割ってきちゃったんですか!?割れた分、自腹ですよ!!』
こ「うげっ…。い、いやぁ、車から
…ころちゃん笑いながら言ってますけど、僕らが乗ってきた車、人目の少ない教会の裏山に停めてましたよね・・・・・
何なら髪の毛に葉っぱついてますし…
そんな事を考えていると
莉「るぅと君!ころちゃん!」
こ「あ、莉犬君!」
マンションから急いできたのか、莉犬の額には汗がにじんでいた
莉「3人は…?」
こ「大丈夫。多分、まだ身体に酸素が足りてないんだ。寝かせておこう」
莉「…!分かった」
僕達は、聖堂近くの壁にもたれかかるようになーくん達を運んだ
『フゥ…。これでよしっ…と』
こ「だね…」
莉「で?いつまで見てんの?」
54人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
緋桜ひよ子@ミスキャト黄色担当(プロフ) - 雪月花さん» ありがとう😭2もよろしくね〜〜〜(*^-^*) (2022年2月1日 16時) (レス) id: a44667decb (このIDを非表示/違反報告)
雪月花 - ごめん!!最近忙しくて見とらんかっんた!遅れたけど完結おめでとう!!いつも作品楽しみにしとるよ!これからもよろしく〜!! (2022年2月1日 0時) (レス) @page44 id: dcac8e28b5 (このIDを非表示/違反報告)
緋桜ひよ子@ミスキャト黄色担当(プロフ) - 朱音@とれめいさん» ありがとううううう!!!(*^-^*)2もよろしくねーーー!!! (2022年1月27日 20時) (レス) id: a44667decb (このIDを非表示/違反報告)
朱音@とれめい - ごめん!コメントチェックしてなかった…完結おめでとう🎉 (2022年1月27日 19時) (レス) id: 06b52c3368 (このIDを非表示/違反報告)
緋桜ひよ子@ミスキャト黄色担当(プロフ) - ひめちさん» ひめち様!いつも暖かいコメント、本当にありがとうございます!そのお言葉が励みになっています!!次の作品も喜んで頂けるよう、頑張ります!!😭 (2022年1月21日 17時) (レス) id: a44667decb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ