07. ページ7
三ツ谷sidi
最初はまじめな人、くらいにしか思ってなかった
だけどAさんの行動見るたび
この人は大丈夫なんだろうか、と心配になった
”まじめで更利屋w”
とクラスの女子が話していたのを聞いた
色々と手伝ってくれるAさんの優しさを利用している事はあきらかだった
Aさんも押しつけられている、とは気付いていたようだったが
いつも笑顔で仕事を引き受けてしまう
その現場を見るたびに怒りがこみ上げてきて
同時にAさんにも同じような感情を覚えた
Aさんの”笑い方”は特徴的で、その顔は俺の頭に焼きついた
笑っているようで、笑っていない
周りから見るときれいな徴笑みかもしれないが、
目は笑っていなかった
彼女の表情からは、
感情が感じられなかった
彼女は、どんな人なんだろう
今まで見すごしていたけれど、
今度、彼女があの笑い方をしたら
その原因を、
追いはらってやろう
そう、決めていた
夜、バイクを走らせていると
明るい町の中に１人、見覚えのある顔を見つけた
髪も服も全然違う。
少し近づくと
おじさんと腕をくんでいるのが見えた
”あの笑い方”をしていた
Aさんが理由も無くそんなことをしないとは分かっていたけど。
‥いったいどんな生活をしてるんだ
何か理由がありそうだ、と少し離れた所でようすを見ようとした
だが、
そこでチラッと。
おじさんがポケットから何かを出そうとしてるみたいで
見てしまった
‥ナイフだった
三ツ谷「‥‥っ‥‥、！」
いてもたってもいられず、
バイクを置きざりにして
Aさんに話しかけた
そしておじさんの手を使えなくしてやった後。
彼女が夜の店ってヤツでバイトをしていることを知った
こんな危検なことをやっていていいハズがない
おじさんを追いはらったこと、店をやめるハメになったことに対して
彼女はめずらしく感情を表に出していた
さっき彼女は死んでいたかもしれないのに
お金がどうとか怒ってくる彼女にイラつきを隠せなかった
もっと自分を大事にしてほしい。
そんな気持ちを込めて質問したというのに
「‥自分のことなんてどうでもいいから。まぁ、死んだら死んだで、別にいい亅
この人は、何を言ってるんだ＿＿
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←06.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 321人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さやま - 間違いがあったので指摘させていただきます。誰の視点かを表す英語はsideですよ (2022年10月16日 12時) (
レス) @page7 id: 6906dcd87d (このIDを非表示/違反報告)
悪魔の正義 - 初コメお邪魔します。三ツ谷大好きなんで嬉しいです。更新頑張ってください。 (2022年9月27日 19時) (レス) @page7 id: f7e70f3d53 (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - yuuminさん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2022年8月30日 17時) (レス) id: dce289797b (このIDを非表示/違反報告)
yuumin - 面白かったです！ 更新楽しみにしてます。 (2022年8月30日 13時) (レス) @page4 id: 79387fae85 (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - りんごさん» 直させていただきました！教えてくださりありがとうございます！ (2022年8月30日 0時) (レス) id: dce289797b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なの | 作成日時：2022年8月29日 0時
