【オリジナル】私が恋した相手は＿＿＿でした。

第三話。 ページ5

キーンコーンカーンコーン＿＿＿＿＿


A「終わったあああっ!!!」

先生「日高と大空は教科書45ページもやってこいよー」

A/秀一「げっ」


私達に宿題を残し、数学は終わり。
あ。優真にお礼言わなくちゃ…


A「さっきはありがとー！」

優真「ああ…お前のフリーズしてる顔、
面白かったけどな」

A「バカじゃないの！？アホなの！？」


3年になるまでは、クラスも離れてたし、
正直同じクラスになるのって小6以来だから…
こうして絡むのも嬉しかったりする。


紗那「二人って付き合ってんの？」

A「は？」

未来「し、下の名前で呼び合ってるし…」

綾乃「あーAと優真君は幼馴染みなんだよ。
隣の家なだけ。」

優真「そーそー。こいつとなんか……」


…あれ？
どして綾乃が否定したの？

まあ、いいけど。


A「つーぎの授業は？」

紗那「理科」

A「ダルっ」

優真「とにかく。もう俺に頼るなよな……日高」

A「っ………」


苗字で呼ばれる。
中学に入ってから変わった事。

男女でお互い距離をとることが多くなった中学。
カップルは逆にくっつきすぎだけど。それは別。


前は私の事だって、Aって呼んでくれたのに。
シシュンキってそんなもんなのかな？
私はいつまでも優真、優ちゃんって呼び続けたい。



でも絶対この気持ちは“恋”ではない。






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
純愛って書いてみたかったので、この小説で頑張ります。


中2女子ひよねこ。
男子と絡む機会って中学入って減った気がします。

そんな疑問とか、思いとか。
大人に変わりゆく心情とかを自分の目線で書けたらなとも思っています。

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