山田くんの旦那さんは超イケメンくんでした。2

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相葉side





あのあとなんとかミスなく生放送を終え、今俺は楽屋のソファーに突っ伏している



…あーあ、今日はだめだ、やらかした…
ミスなくとか言ったけど恋愛に関しては大きなミスを犯してしまった俺。



CM中裏でHey!Say!JUMPとすれ違って、ばっちり伊野尾と目が合ってすぐに逸らしてしまった


距離を縮めるどころか、ますます伊野尾が離れていったような、そんな気がして俺は絶望した






『…相葉さんさぁ、今日ずっと伊野尾ちゃん悲しそうにみてたの知らないの？』


相「…え、俺を…？」




なんで、悲しそうに見てたんだろ
俺が避けてる感じになってるからなのか、それとも…___

あー、だめだな、無駄な期待はやめておこう






『…はぁ、他に誰がいんだよ…あー、お前らってほんとどこまで焦れったいんだよ…』




なんでもいいから早く告白しろよ、ってため息をつきながら言ったAは、涼介を迎えに行くと言って誰よりも早く楽屋を後にした




二「相葉さん、おーいっ、相葉さんってば」


相「え、あ、なに、ニノ」


二「…はあ、あなたの携帯、さっきから鳴ってます」




そう言われびっくりして画面を見れば、まさかの伊野尾から着信が。

一度深呼吸してから急いで電話に出た





相「…も、もしもしっ 、」


≪ 伊 「…相葉くん。この後お仕事ありますか？」≫


相「…え、ない、けど…」



どうしたんだ、突然
伊野尾が電話かけてきたのなんて初めてじゃないか…？



≪伊 「…なら、この後会いたいです。そんなに時間はかからないですから、」≫


相「え、…いいけど、」


≪伊「じゃあ前一緒に行った都内の公園分かりますか？そこで待ってますから。」≫




なんでって聞こうとしたけどそんな間も無く話を進められて頭が追いつかないまま電話が切れた



…伊野尾がそこまで俺と話したいことって、なんだ…？



頭の整理がつかないまま、俺は急いで約束の場所に向かった

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