11 ページ37
no side
円陣の声が響いた後、メインステージのモニターには何かの映像が映し出された。
最初にとある4人のスタッフの装いをした男たちが楽屋を出て真っ直ぐに廊下を歩く後ろ姿が映し出され……顔がしっかりと映る正面のアングルに切り替わると、反応を見せたJUMPメンバー。
裕「あれ？このスタッフさんたち今日リハとかで見かけた」
4人はそれぞれ1人ずつ違う部屋に入ってゆく。
身につけているスタッフ用の衣服を脱ぎ捨て、ウィッグを外し、ゆっくりとメガネを外す……そして、嵐のLIVE衣装を慣れた手つきで身につけた。
まずアップで顔を抜かれたのはこの男。
「「に、二宮くん！！？？」」
二宮和也、そう大きな文字でその名前が画面に出た途端、ドームにはJUMPの興奮する声、驚く声やらお客さんの大歓声が入り混じって響き渡る。
その後、松本潤、櫻井翔、大野智の順で同じようにあのスタッフの正体が暴かれてゆき、それぞれがキメ顔をするごとに歓声が沸き起こる
その映像の中で嵐のアニバーサリーツアー、5×10のときのオープニングに使われた音楽のアレンジ版が流れており、それはまるで嵐のLIVEのオープニング映像そのものである。
___そして、もうほとんどの人が察しているであろう、嵐のメンバーの内残り2人の後ろ姿が映し出された。
2人の顔がアップで抜かれると、それはさっきまでステージでバックで踊っていたJr.のうちの2人の姿で。
有「あ、え、！？ あのJr.の子が…まさか、、」
山「…っ、…」
さっきと同様の流れでそれぞれが別の部屋に入り、来ていたトラジャと同じ衣装を脱ぎ捨て、4人と同じ嵐のLIVE衣装へと着替えを始める。
そして2人はそれぞれの変装を全て外し、1人は一足早く部屋を出た。
まず、その変装を解いた素顔を見せた男は……
伊「…っ、嘘……まぁ、くん……っ、？」
相葉雅紀。
相葉らしい、くしゃっとした笑顔を浮かべたその顔が大きくアップで映し出されたとき、山田以外のJUMPメンバーが大騒ぎの中、伊野尾はほぼ言葉も出ずに驚きと、それ以上の嬉しさにうるうると涙を滲ませ瞳を揺らしていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 926人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くるすけ - 待ってました！これからも更新頑張ってください！ (2020年2月29日 18時) (
レス) id: 022b55326f (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - めっちゃ面白かったです!頑張ってくださいね！更新待ってます (2020年2月12日 20時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
亜夜(プロフ) - すごく面白かったです！ 続きを楽しみにしてます！ 更新頑張ってください！ (2020年2月5日 10時) (レス) id: 8f1fe9030c (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - 続きをみたいです！待ってます！ (2020年2月2日 17時) (レス) id: 022b55326f (このIDを非表示/違反報告)
AYANE(プロフ) - 続き楽しみにしてます。頑張って下さい。 (2020年1月29日 15時) (レス) id: e17d9ef78c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
