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story23 ページ24

貴方side




父さんが降り下ろしたナイフは私に刺さる






、はずだった






「暴れてんじゃねぇよ。」




父さんが持っていたナイフはその声の主が素手で掴んでいた
その手からは血が滴り落ちている




私を助けてくれたのは私が一番会いたかった人




私のたった一人の兄貴




「鉄朗、お前、」




「別にそっちのばばあはどうでもいい。好きなだけ殴れば?



でも、こいつを傷つけるのは許さない。」




兄貴は父さんの鳩尾に一発パンチを入れて気絶させたあと、その光のない瞳で私を見た




兄貴は私の事が嫌いだ




何をされるか、




そう思った瞬間に兄貴は私をその大きい体で包んだ




「…ごめんな。怖かったろ。」




久しぶりに聞いた兄貴の声はどこか震えていた




何で兄貴が謝っているのだろうか




何で兄貴が泣いているのだろうか




「置いていってごめん。守れなくてごめん。」




優しく私を抱き締める兄貴の腕の中はさっきの父さんからの暴力の跡がなくなるように心地よかった




「大丈夫。

私は大丈夫だから。」




この言葉を言うのもこれで最後にしよう




「お帰り、兄貴。」

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ぱく(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます(*´∀`)少し最後は無理矢理だったかなとは思うのですが、そう言ってもらえて嬉しいです(*´-`) (2016年8月11日 11時) (レス) id: a4e92d1b8a (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - さいごよっかったです (2016年8月11日 10時) (レス) id: 28e11fac7c (このIDを非表示/違反報告)
LOVE&Anime(プロフ) - いえいえこちらこそ無理を言ってすみません、新作頑張ってください。 (2016年8月3日 23時) (レス) id: 55de396f05 (このIDを非表示/違反報告)
ぱく(プロフ) - LOVE&Animeさん» すみません。番外編を考えていたのですが、これから新作を考えているので作れそうにありません(._.)検討すると言いながらこんな結果になってしまい、申し訳ありません。 (2016年8月3日 22時) (レス) id: a4e92d1b8a (このIDを非表示/違反報告)
ぱく(プロフ) - LOVE&Animeさん» 了解しました!少し検討してみます(*´∀`)コメントありがとうございました(*´-`) (2016年8月2日 23時) (レス) id: a4e92d1b8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱく | 作成日時:2016年6月20日 0時

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