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「A〜！」
「あ、シャオロンさん、ロボロさん、鬱さん！」
「Aちゃん今日も可愛ええな。今夜暇？」
サラッとAを抱こうとする鬱に抱きついたAは、鬱のネクタイに頬を押し付ける。驚きすぎてタバコを落としかける鬱。ギューッと抱きつきながら、Aはニパッと笑って鬱を見上げる。
「鬱さん。怪我した時とか、心配しながら優しく治療してくれること、本当にありがとうございます。それに、人が本気で嫌がることはしない。それってすごく素敵な事だと思います」
「え、え、何？照れるやん……可愛ええ。抱く。ぜってぇ抱く」
そしてシャオロンに抱きついたA。シャオロンはAを片手で抱き上げると、意地の悪い顔を浮かべる。
「わ、ちょ、ちゃんとギューってさせてください！」
「はぁ？可愛いかよ」
シャオロンはAを抱えたまま抱き締める。
「一緒に悪ふざけしてくれたり、私に親身になってくれてありがとうございます。シャオロンさんのおかげで楽しく過ごせてます」
「俺も。Aが居るから毎日楽しい。大好き」
耐え切れなくなったロボロはシャオロンからAを奪い取ると、強引に抱き締めた。痛くないが、力強く。
「ロボロさん。気持ちに応えられなくてすみませんでした。でも、あんなこと言われたの人生で初めてで。とっても嬉しかったです」
「……あれ、時効？」
「いいえ、でも……まだ考えさせてください」
そしてその場を離れたAはついに総統室に辿り着いた。ノックをして入るとグルッペンの他にトントンとオスマンも居た。Aはまず手前に居たオスマンに抱きつく。
「オスマンさん。私のお洋服とかネイルとか、そういうのしてくれてありがとうございます。女性が居ないこの場所で、一緒にそういう話が出来るの、嬉しいんです。もっともっといっぱいお話したいです」
「今度、一緒に映画見に行こうや。デートやで」
サラッとAの髪を撫で、笑う。そのままトントンに抱きついたA。トントンは慌てふためきつつも彼女を抱き締め返して慈しむような目で見下ろす。
「どうしたん？」
「トントンさんには言いきれない沢山のお礼があります。大好きです」
「……俺だけのAやったら、良かったのに」
Aはトントンの腕の中からグルッペンの元へと向かう。グルッペンはAが来るより早く彼女を抱き締めた。
「グルッペンさん。こんな私を受け入れてくれてありがとうございます。本当に。」
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かす(プロフ) - かこつです。楽しませていただきました。ありがとうございます (7月17日 19時) (
レス) @page48 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
らあゆ(プロフ) - ありがとう……ありがとう……ほんまにありがとう…一気読み最高でした( ；∀；)夢主可愛すぎるだろ…ありがとう(*´；ェ；｀*) (2023年3月21日 8時) (レス) @page47 id: 61afbf51de (このIDを非表示/違反報告)
♪si?do☆(プロフ) - とっても面白かったです！また面白い作品書いてください！ (2023年1月6日 16時) (レス) id: 89c26ef77d (このIDを非表示/違反報告)
ヒル(プロフ) - 新しい番外編...？好き。夢主の平和ボケっぽいのがずっと抜けない感じ好き。もう、語彙力喪失。ありがとうございますほんとに番外編感謝します...！ (2022年12月21日 23時) (レス) @page43 id: e3196d1b3b (このIDを非表示/違反報告)
小雪 - 完結おめでとうございます！番外編が好きすぎる…。いつも更新されるたびにわくわくして読ませていただいておりました。本当に素敵な作品をありがとうございました！ (2022年12月16日 0時) (レス) @page41 id: 472937dc0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこの子
| 作者ホームページ：
作成日時：2022年11月23日 16時
