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そう呟いたロボロは刺激の強い視界に固まって動けていない。なんとかブラ紐が見えないようにずれ落ちる服を押さえてへへっ、と笑うA。
「やっぱり女性と男性じゃ身長が同じでも体格って全然違うんですね……！あっ、ロボロさんのこと馬鹿にしてる訳じゃないですよ。不快な気持ちにさせちゃいました……？ごめんなさい」
無言のまま立ち尽くすロボロを見て怒っていると勘違いしたAはロボロの顔を覗き込む。上目遣いで、緩い服の間からは谷間も見えている。プチッと何かが切れる感覚がしたロボロは顔つきを変える。
「Aさん、いや、A。アンタなぁんも分かってへん。アンタの居った国は女が道歩いとってもスルーする平和な国やったかも知れへんけどなぁ、この国はちゃう。もっと自覚した方がええで。そんな無防備な格好で、無防備に男に近づいて」
ロボロはジリジリとAに躙り寄る。壁まで追い詰められたAは怯えた顔でロボロを見上げる。ロボロのAの足の間に自身の膝を割り込ませて、両手を顔の横につく。これで彼女を逃げられなくすると首筋に顔を埋めて舌を這わさせる。
「ひぃっ、ロボロ……さん、」
「怯えてもうて……可愛ええなぁ。知らない世界で知らない男に犯 される。なんて惨めで可愛ええんや」
雑面から覗く顔は、恍惚に歪んでいて男らしい大きな手は服の中に侵入してきている。助けを求めようとコネシマに視線を送っても、彼はただ笑ってこの光景を見ているだけだ。
「この状況で他の男見るん？」
1日もせずに純潔を失うのか。そう思っていると、バン、と大きな音を立てて扉が開いた。
「A！お前ら……遅いからまさかと思って来てみれば！早速グルさんの言いつけ破っとるやん！」
「げ、トントン」
「トントンさん、助けてください！」
トントンはロボロとコネシマの2人に拳骨を食らわせ、Aを抱き上げる。若干息の上がっているAは目に毒だ。なるべく見ないようにして、彼女を安全な自分の部屋へと連れ出す。
「大丈夫？」
「……怖かったです」
「アイツらの代わりに謝っとくわ。ごめんなぁ。今、俺の部下が保護センターにAの服買いに行ってるから。明日には服は揃うと思うで。部屋も今作っとる。2重ロックの完全防犯室や」
「何から何まで、ありがとうございます。トントンさんが来てくれて良かった」
「え？」
「だって、トントンさんは絶対襲わないじゃないですか」
「……俺もちゃんと男なんですけどねぇ？」
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かす(プロフ) - かこつです。楽しませていただきました。ありがとうございます (7月17日 19時) (
レス) @page48 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
らあゆ(プロフ) - ありがとう……ありがとう……ほんまにありがとう…一気読み最高でした( ；∀；)夢主可愛すぎるだろ…ありがとう(*´；ェ；｀*) (2023年3月21日 8時) (レス) @page47 id: 61afbf51de (このIDを非表示/違反報告)
♪si?do☆(プロフ) - とっても面白かったです！また面白い作品書いてください！ (2023年1月6日 16時) (レス) id: 89c26ef77d (このIDを非表示/違反報告)
ヒル(プロフ) - 新しい番外編...？好き。夢主の平和ボケっぽいのがずっと抜けない感じ好き。もう、語彙力喪失。ありがとうございますほんとに番外編感謝します...！ (2022年12月21日 23時) (レス) @page43 id: e3196d1b3b (このIDを非表示/違反報告)
小雪 - 完結おめでとうございます！番外編が好きすぎる…。いつも更新されるたびにわくわくして読ませていただいておりました。本当に素敵な作品をありがとうございました！ (2022年12月16日 0時) (レス) @page41 id: 472937dc0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこの子
| 作者ホームページ：
作成日時：2022年11月23日 16時
