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「ゾムのせいで服破けとるやん」
「うわ、ホンマや……ホンマにごめんな？A」
「いえ、お気になさらず！ただ、どなたか服をお借りしても……？」
「……体格で言うたらロボロやな」
「俺！？」
指名されたロボロは鼓膜が破けるほどの大声で驚く。
「じゃあ、ロボロの服を借りればええ」
「じゃあ俺、ロボロが変な事せんか監視するわ」
ケラケラと笑うコネシマ。面白いものを見たいだけだろう。生まれてから1度も女性と話した事がないロボロはガチガチになりながら顔を真っ赤にして彼女と歩き出す。コネシマは後ろで爆笑している。
「ロボロお前……おもろすぎるやろ」
「コネさん……女ってこんなええ匂いするもんなん？」
「Aが特別やねん」
そんな事を話しているうちに、ロボロの部屋についた。彼は相変わらず顔を真っ赤にしたまま部屋の扉を開ける。
「どっ、どうぞ」
「お邪魔しま〜す。凄い、綺麗な部屋ですね」
「今服探すんで、ベッドに座っててください！」
「A。あんたホンマに可愛ええな。男が欲しくなったらいつでも言うてな。相手したるで」
「んなっ、結構です…！」
Aの隣に腰掛けたコネシマは、ガシッと彼女の腰に手を回して抱き寄せると、耳元で低くそう言った。早速のセクハラに彼女はムッと口を尖らせて怒る。
「へぇ、キスして欲しかったん？」
尖らせた口にキスをしたコネシマは、ヌルッと舌を割り込ませる。小さな舌を捕まえて、自分の舌に絡ませる。
「ふ、ぁ、」
「あー、その顔堪らんわ」
トロッとした目に興奮したコネシマは、更に手を出そうとする。しかしコネシマの元から抜け出したAは全力でロボロの元へ行く。
「ロボロさぁん！」
「わーっ！Aさん！」
ロボロの後ろに隠れたAはコネシマを威嚇するように睨んでいる。それでさえも可愛い、と目を細めるコネシマ。何が起きたかを察したロボロは深いため息をついた。
「何してんねん……。Aさん、これ俺の服の中でも小さい方やから。そこの洗面所の扉閉めて着替えて」
「わぁ……ありがとうございます！」
「っぐ、」
ロボロは手の甲を抓ってなんとか耐える。着替えに行ったAの後ろ姿を見たあと、コネシマに飛び蹴りをかます。
「痛ぇ！！何すんねん！」
「野良ちゃう女に手ぇ出すなや！」
「ただの味見やんか！」
言い争っていると、彼女が出てきた。ロボロの服が大きく、ブラ紐が見えている。
「やっぱり、大きいですね」
「……やべ」
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かす(プロフ) - かこつです。楽しませていただきました。ありがとうございます (7月17日 19時) (
レス) @page48 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
らあゆ(プロフ) - ありがとう……ありがとう……ほんまにありがとう…一気読み最高でした( ；∀；)夢主可愛すぎるだろ…ありがとう(*´；ェ；｀*) (2023年3月21日 8時) (レス) @page47 id: 61afbf51de (このIDを非表示/違反報告)
♪si?do☆(プロフ) - とっても面白かったです！また面白い作品書いてください！ (2023年1月6日 16時) (レス) id: 89c26ef77d (このIDを非表示/違反報告)
ヒル(プロフ) - 新しい番外編...？好き。夢主の平和ボケっぽいのがずっと抜けない感じ好き。もう、語彙力喪失。ありがとうございますほんとに番外編感謝します...！ (2022年12月21日 23時) (レス) @page43 id: e3196d1b3b (このIDを非表示/違反報告)
小雪 - 完結おめでとうございます！番外編が好きすぎる…。いつも更新されるたびにわくわくして読ませていただいておりました。本当に素敵な作品をありがとうございました！ (2022年12月16日 0時) (レス) @page41 id: 472937dc0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこの子
| 作者ホームページ：
作成日時：2022年11月23日 16時
