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「え、」
「ときめいた？やっぱりおもろいな、お前」
クスッと笑ったコネシマさんは、頬にキスを落として自室へ帰った。
もー！！なんなのあの人。本気なのか遊んでるだけなのか分からないし。遊んでるだけなら、やめて欲しい。もう傷つきたくないから。
「A」
「ん、コネシマさん。おはようございます」
「はよ。腹減った」
「っふふ、分かりました。すぐ作ります。リクエストは」
「なんでもいい」
「それが一番困るんですってば」
「怒んなや」
眉を八の字にして困ったように笑う顔。思わずドキッとしてしまった。
「今日はどこで撮影なんです？」
「無い」
「無い！？」
「今月は今日と来週の水曜しか空いてへん。だから、お前の服見立ててやる」
ドヤ顔で親指を立てたコネシマさん。頭の寝癖がとても可愛い。
「どうですか！？力作ですよ」
「The朝食って感じでええなぁ。今まで出前しか頼んでへんから」
「良くないですよ。これからは私が作りますから！」
「頼んだ」
2人で朝食を終え、出かける支度をしていた時もチャイムが鳴った。コネシマさんは着替えてる途中だし、私が玄関へ向かう。
「はーい」
「……女？」
出た瞬間、私は扉の向こうに立っていた男に胸ぐらを掴まれ、家から引きずり出された。
「痛っ！何するんですか！」
「黙れやストーカー。シッマの家に女が居るわけ無いやろ？どっから入った？今すぐ警察に」
「待て！！ゾム！勘違いや！！」
パンイチで駆けつけたコネシマさんは、ゾム、という男性と私の間に割って入る。
「どういうことや……まさかシッマお前、結婚しとったん！？いや、有り得へんか」
「結婚してへんし、これからする気もない。こいつは訳あり居候世間知らずの処女A」
「なんで余計なことしか言わないんですか！？」
「へー、ストーカーでは無いんや」
「こいつ家にテレビ無かったから、知らんねん全く」
「俺のことも、お前のことも？」
「ああ」
コネシマさんの言葉を聞いたゾムさんは顔面を真っ青にして私に頭を下げる。
「すまん！Aさん！勘違いしとった！シッマ、昔女関係のトラブル巻き込まれて、だからあんま関わらせんようにしとったんやけど」
「もしかして、ゾムさんも芸能人ですか？」
「コイツも俳優」
「凄い……！」
「シッマ、この子めちゃくちゃええ子やな。もう貰ってまえ」
「アーッハッ！俺は誰とももう付き合わへん！絶対にな」
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まっくろしろすけ - 最初にマグロって出てきて「わ！マグロや！」ってなりました！（なんでマグロでわー！ってなってるのかわかるひとには分かると思う！）この小説好きです！ (8月5日 0時) (
レス) @page15 id: 017cec3e53 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - あえ？完結しちゃった…。いや、喜ばしいことなんだけども！好きな小説が終わっちゃうと少し寂しいですね…。次回作も期待してます！ (7月23日 15時) (レス) @page43 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - ？？？？？？？？？？？？？？神かな？？？？？？？？？？？？あ、神だったわ。…周回しよ……。 (5月15日 23時) (レス) id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - ふふふふふふふふふふふふふふふ嫉妬する夢主ちゃん可愛い(´∀｀*)ｳﾌﾌ動けない…？あっ…(察し)二人共お幸せに〜楽しめよ〜 (2023年4月27日 22時) (レス) @page42 id: bae95beb1a (このIDを非表示/違反報告)
しょしょ - kn夫婦てぇてぇ… あの女子高生分かりみが深すぎるんじゃぁ〜 (2023年4月14日 22時) (レス) @page41 id: 275501d424 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこの子
| 作者ホームページ：
作成日時：2023年3月25日 14時
