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ある日、グルッペンは一通の手紙を見て顔を顰めた。手紙の内容とは、グルッペンをパーティーに招待するというものだった。各国のトップが集まるパーティー。会議とはまた違う、ただの親睦会的なものだ。
拒否したら、また面倒くさそうだと、グルッペンは参加に丸をつけた。
更にグルッペンを悩ませたのが、なるべく男女ペアだと好ましいという1文。どうせ、主催は女好きなK国の総書記だろうな、と簡単に予測することが出来る。
いつもならAを連れていくが、今回恐らく主催がK国の総書記という事で、Aの因縁の相手な訳だ。連れていく訳にも行かないな……と考えていると、いつの間にかグルッペンの背後に立っていたAがククッと笑った。
「うお、居たのか」
「はい。教授からの要望と、書類を持ってきました。それより……そのパーティー、楽しそうですねぇ」
「しかし、」
「ふふっ、出てもいいですよ。K国が主催だからなんですか。私は、我々国の参謀です。あんなクソ国家知りません」
そう言うAにグルッペンは苦笑いで、じゃあ頼む。と一言言った。護衛としてトントンを連れて行くことにした。
ダルそうに嫌やと言ったトントンだったが、高級シェフの料理が食べられると聞き、目を輝かせて行く!!と着いてくることになった。
参加者が揃ったので、グルッペンはパーティーの準備をした。開催国は、勿論K国。念の為、武器を鞄に詰めて、3人はジェットに乗った。
ジェットに乗る前に、オスマンとすれ違った3人。オスマンは、Aを見て、同情するように言った。
「ヤクザに捕まった純粋無垢な少女」
「なんやねん」
「誰かヤクザや」
「少女じゃないです。成人してます」
「そこかい」
「着いたな」
ジェットは静かに着陸し、K国を一望できるタワーに3人は降りた。
「ふかひれスープ、フォアグラ、トリュフ♡」
完全に食に目が行っているトントン。Aは、拳を握って、忌々しいK国の街並みを見回した。
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蒼 - ページ４０の話の上から１１行目（文字が開いて行数で書かせていただいております）ｚｍ様の言葉が、「分かった!!行ってくる!! という表記になっております。細かくて申し訳ないです。ごめんなさい。 (8月24日 3時) (
レス) @page40 id: 7197a413b4 (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - え……え？？？？いや、これは訳ありパターン…続編も楽しみにしてます！ (2021年3月30日 17時) (レス) id: 503fd2a4ac (このIDを非表示/違反報告)
BAND(プロフ) - え、夜ダメとか可愛いかよ((( (2021年3月30日 14時) (レス) id: 89d985a64d (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - コメント失礼します！64がなにもない状態で公開されちゃってます！あれ？私が見えてないだけでしょうか…間違いでしたらごめんなさい。 (2021年3月27日 17時) (レス) id: 0c3a2b2511 (このIDを非表示/違反報告)
小茶丸 - 続編おめでとうございます！続きが楽しみだぁ！ (2021年3月23日 23時) (レス) id: dd1575ae33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこの子
| 作者ホームページ：
作成日時：2021年3月22日 18時
