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この先私はどうすればいいのだろう。
このまま従軍していたら、絶対に『あの日』はやって来る。結局私を嵌めた人物は分かっていない。あの後、真犯人は解明されたのかな。だとしたら、少しは浮かばれるのだけれど。
一般人として、のんびり余生を過ごすのもありだなぁ。でも、たくさんの命を奪った私にそれは許されるのかな。スパイとして、殺し屋として。何十、何百と殺してきた。
でももう、あんな思いはしたくない。
「あの、」
「！？」
後ろに居たのはエミさんだった。彼は無理矢理ゾムに拷問室に連れてこられて、私がいたぶられているのを引いた目で見ていた。女性を痛めつけていることに対してでは無い。ただ単純に、そういった行為が苦手なだけだろう。
助けてくれなかった。見殺しにした。エミさんも、同罪だ。
「食べ終わった食器、下げますよ」
「ありがと、」
「……他の方に取られる前に先に言っておきます。Aさん。私は貴女が好きです。貴女を見る度に湧いてくるのは紛うことなき汚らわしい獣欲。貴女を私のものにして、めちゃくちゃにしたい。鈍感な貴女はここまで言わないと気づいてくれないでしょ」
「…エミさん」
「じゃあ、アデュー！」
「！？」
キャラ変した？
少し頬を染めてピューっと去ったエミさん。ああ、また1人。少しくらいなら出てもいいだろう。私は医務室を出て北棟へ向かった。
北棟は私達諜報部隊の他に、掃除部隊と呼ばれる処理班が居る。我々の不祥事から戦後処理までありとあらゆる《掃除》をしてくれる。他にも様々な表立った活動のできない組織がある。それが北棟だ。
北棟の私の部隊に顔を出してしばらく仕事には来れなさそうだという事を伝えると、トントンから聞いていると言われた。どこまでも有能な男だ。
でも有能の癖に私を信じてくれなかった。あの粛正剣のせいで、私の指はいくつか無くなったのだから。あろうことか、あの男はその指をペットにあげたらしい。
ダメだ。やっぱり、私はここにいては行けない気がする。どこか遠い場所でひっそりと暮らすのがいいんじゃないか。それともまた命を絶って今度こそ天国に行くのもありか？
そんな事を考えていると、ロボロとシッマに見つかってしまった。背筋が凍る。
「大丈夫、そこまで近付かへん」
「A。まさかとは思うけど、俺らのこと怖いからって軍から逃げようとしとる？」
「え、いや……」
「そんなん、許さへんで、俺」
2人の冷えた瞳が私をその場に縛り付ける。
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みりんみそ - 性 癖が、、ワイのド性 癖、、、！！？？ (12月28日 3時) (
レス) @page35 id: 689708648d (このIDを非表示/違反報告)
白米の無い弁当 - やっべ何回でも見返せる(5回目くらい) (12月24日 0時) (レス) @page41 id: b86b104ca2 (このIDを非表示/違反報告)
あ - あ (11月16日 16時) (レス) id: 5439c0f871 (このIDを非表示/違反報告)
みるく亭 - アッアッアッアッ（過呼吸） 好き…！！ (11月9日 13時) (レス) @page35 id: 78d03dd0b2 (このIDを非表示/違反報告)
セネリオ - さいっこうでした…！！！あまりこういうのは好きじゃなかったけど、最後もハッピーエンドで終わって、めっちゃ良かったです！！！応援してます！ (2023年1月14日 9時) (レス) @page35 id: bb7bb5003e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこの子
| 作者ホームページ：
作成日時：2022年10月26日 19時
