番外編 �� ページ6
「何故…貴方が此処に？」
「アンタこそ…何で此処に居ンだよ」
とある穏やかな昼下り。
武装探偵社 調査員:綾目A
ポートマフィア 十人長:立原道造
邂逅。
警戒心MAXでAを見ている立原。
以前，不意打ちとはいえフロントハイキックと腕捻りを食らわせてきた少女だ。
一方のA。
今日は鼻に絆創膏付けてないんだな〜と，目の前で威嚇してる青年について呑気に考え事をしている。
Aの様子を見ていた立原。
攻撃してくる気配を感じない…。少しだけ警戒心が弱まる。そして何故か話しかけてみようと思った。
「変わっ…たな，」
立原が初めて逢った時のAは前髪で片目を隠し，暗い服を来ていた所為もあり
冷酷な女と思っていた立原だが…
今は素顔が見えていて，淡めの色の服を着ている。少女の顔立ち，纏う気配が淡麗だ。
そして立原は思った
此奴，冷たい奴じゃなくてボンヤリした奴だと
その間Aは花屋のおばちゃんの手伝いをし始める。ヒヤシンスの球根を並べていく
赤・白・紫・青・黄・ピンク
色取り取りの花を咲かせるであろう球根を
「ヒヤシンス…好きですか？」
「…まァな」
行き成り声を掛けられて驚いた立原
水面鏡の様な淡紫色の瞳には何が映った
感情なのか，別の“何か”なのか立原には分からない
「表情皆無だな，どうにか何ねェの？」
「好きで16年間，無表情やっていません」
「えぇ!?」
Aを二度見する立原。何に凄く驚いた様子。
多分この驚いた声は素だろうなと思うA。
「同い年だと思ッてたよ」
「貴方は？」
「19…デス」
申し訳無いと思ってるのか視線を逸し
髪をワシャワシャとする立原
「気にしないで下さい」と首を振るA
立原に軽く頭を下げる。
「また…逢えたら，さようなら」
クルッと踵を返して去っていくA
相変わらず足音がしない
「…，変な気配だな」
立原も反対方向に踵を返して歩き出す
携帯を取り出して何処かにメールを送る
─────────────────────
Aはその頃。
「探偵社員の前で引ったくりとは，
随分と勇気があるようで…現行犯ですね」
目の前で引ったくりが発生したので。
その犯人を手早く拘束して，国木田に連絡している
「国木田さん…現行犯で
ひったくり犯を確保しました」
「分かった，今向かう
お前非番じゃなかったか？」
「巻き込まれやすい体質でして」
「ハハッ，困った体質だな…」
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黒灰白有無％(プロフ) - まさかの御義理母様登場！！？文字化けも方もやらせて頂いたのですが怖かったです笑、面白くてここまで一気読みさせて頂きました！引き続き楽しませて頂きます！！ (8月17日 14時) (
レス) @page44 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - お母様！？まさかの展開‼︎ (2022年11月1日 8時) (レス) @page44 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 御影さん» 本当に本当にわがままを聞いていただきありがとうございます。 (2022年10月29日 21時) (レス) id: caf70309bf (このIDを非表示/違反報告)
御影(プロフ) - ゆっきーさん» 性格，ちょこっとですが書いておきました。 (2022年10月29日 21時) (レス) id: e37802ecfa (このIDを非表示/違反報告)
御影(プロフ) - ゆっきーさん» 良いですよ，性格書いておきます (2022年10月29日 21時) (レス) id: e37802ecfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御影 | 作成日時：2022年10月14日 14時
