雨宮朔の放課後 ページ4
朔は，兄との待ち合わせ場所に向かって歩いていた。朔とすれ違う人々は
「綺麗な娘…」と足を止めて見惚れる。
商店街に差し掛かると
「朔ちゃーん」と，肉屋のおじさんや，近所の住む子供達に声をかけられる。
朔『おじさん…元気そうだな』
おじさん「朔ちゃんも相変わらずだね。
ハイこれサービスのメンチカツね。」
朔『ｱﾑｯ…美味しい。有り難う』
メンチカツを食べている朔の周りフワフワ〜と花が飛んでいる。
子供「朔ちゃーん!今日遊べる??」
子供「朔ちゃんだ〜」
朔『兄さんとの約束ある。』
そっか…とシュンとなる子供達の頭を優しく撫でると少しだけ微笑み
朔『また今度，遊ぼう。
お前達と遊ぶのは嫌いじゃないから…』
子供達は嬉しそうに笑うと，パタパタと走っていく
子供「朔ちゃんまたね〜」
子供「今度は沢山遊んでねー!」
走り去っていく子供達に
ヒラッと手を振った朔は，待ち合わせの場所にあるき出す
朔『おじさん…また』
おじさん「はいよ！朔ちゃん，」
暫く歩いていくと，見覚えのある青年が二人。
何時もの装いとは違う。変装をしているが朔には分かる。
朔『フョードルとゴーゴリは
仮装でもしているのか？』
一見して新人のサラリーマンだが
ドス「あぁ。流石です…朔さん♡」
ゴーゴリ「朔ちゃん!!」
朔『語尾にハートをつけるのはやめろ』
ジトッと二人を見る朔だが…
その視線に大喜びするフョードルとゴーゴリ。
朔『まだ、ヨコハマに居たのか』
ドス「あぁ…その冷たい視線。興奮します」
ゴーゴリ「カッコいいよねー」
持ってた国語辞書の角で二人をガツンと殴った朔。涙目になって殴られた部分を抑えフョードルとゴーゴリ。
「「痛いんですけど……」」
朔『踵落としが良かったか？』
因みに朔の踵落としは，一発で瓦を35枚割る。
実際，それを目の前で見せられているフョードルとゴーゴリ。
ゴーゴリ「やめて，流石に私達死んじゃう」
ドス「朔さん…ってあれ?居ない。」
いつの間にか建物の屋上に移動していた朔は
手摺を上に立ってフョードルとゴーゴリに云った。
朔『兄との約束まであと…15分しか無い
これで失礼する』
音もなく走り去っていった朔を見ているフョードルとゴーゴリ。
ドス「あの身のこなしも素敵です♡」
ゴーゴリ「ホントだよねー♫」
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サキ(プロフ) - 御影さん» あの与謝野女医トラウマの戦争に参加してたのかな！とドキドキしながら見てました！ (2022年10月8日 18時) (
レス) id: 4d7646cafb (このIDを非表示/違反報告)
御影(プロフ) - サキさん» 与謝野さんの髪色と目の色が一緒です。姉とは色違いの銀の蝶の髪飾りをつけています。 (2022年10月8日 18時) (レス) id: e37802ecfa (このIDを非表示/違反報告)
御影(プロフ) - お話の数は少ないですけど、読んでくれたら嬉しいです。 (2022年10月8日 18時) (レス) id: e37802ecfa (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - 与謝野先生の妹！？どんな子なんだ！ (2022年10月8日 16時) (レス) @page1 id: 4d7646cafb (このIDを非表示/違反報告)
クリスタルパワー(プロフ) - 圧倒的感謝！ (2022年10月8日 13時) (レス) id: 47ef91694a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御影 | 作成日時：2022年10月8日 11時
