L�将� ページ3
本日の業務を退勤したAは黒の隊服から普段着に着替えると直ぐに家を出た。走って向かった先は密会にピッタリな薔薇のアーチがある公園。
キョロキョロと辺りを見渡すと「此方だよ〜」と手招きする人影がボンヤリと見えた。
「ゴーゴリさん？」
何時もは道化師みたいな格好をしているが､今は眼鏡をかけた真面目な役員の変装をしている。
「…一瞬誰かと思いましたよ」
姿を見ることが難しくなったAにとっては尚更だ。
「これ,作戦内容をまとめたものです」
「…イイね！面白い。其れとAちゃん」
ゴーゴリの声のトーンが行き成り低くなった。彼を見遣るA。するとガクンッと身体が下に落ちた。空間が何処かに接続されている。
「ゴメン！ドス君にバレちゃった」
「早く云って下さい!!」
────────────────
床に落ちると思っていたAだが一向にその感覚が来ない。目を開けると見覚えのあるシルエットが自分を姫抱きでキャッチしていた。
「お久しぶりです,神凪のAさん」
「………。」
声でフョードルだと認識したA,「降ろしてください」と無機質に云った。
「おや,随分と軽いんですね
ちゃんと食べてますか？」
降ろす気が無いのかニッコリと不敵に微笑むフョードル。Aは彼の胸板をドンッと押し返し自力で床に降りる。
「ゴーゴリ君と仲が良いようで」
「まぁ…知り合いなので」
距離を取ろうと後ろに下がるAと距離を詰めるためにツカツカと近寄ってくるフョードル。
遂に壁に追い詰められて逃げ場を失ったA。フョードルはニヤリと唇の端を歪ませ,「フフッ」と嗤う。
今,彼は悪い顔をしているだろうと考えるA。すると顎を掬い上げられ目線を無理やり合わせられた。
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黒灰白有無％(プロフ) - 完結おめでとう御座います!此処迄夢中で一気読させて頂きました,今章のタイトル回収や夢主の成長 無事皆が元に戻った嬉しさが溢れ感極まりました！ちゃんとフラグ?回収もしていて内容,迚も面白かったです!再び読み返しにきます是からも応援しております!失礼致しました (8月17日 16時) (
レス) @page33 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御影 | 作成日時：2023年2月22日 18時
