L�� ページ12
Aは少し落胆した,��子の異能で退行したら見えないが治るのでは無いかと期待したが矢張り大きかろうが小さかろうが人に見えるモノが見えなかった。
目を凝らしてもボンヤリと色の付いた影しか見えない。すると条野が苦笑いしながらAに声を掛ける。
「私…睨まれるような事をしました?」
「睨まれる様な事しかしてないだろう?」
「──はぁ?」
影の落ちた笑みを浮かべて末広を睨む条野。一方の末広は我関せずで茹で卵を殻付きのまま食べている。
既視感を覚える遣り取りにヨコハマには普段,仲の悪いコンビほど最強になるジンクスでもあるのかと真剣に考えるA。すると其処に猟犬の隊長,福地桜痴が入ってきた。
「��子君…君の隣にいる子供は?」
「この子供はAです隊長♡」
豪華に笑って「高村には儂から連絡する」と云った福地。申し訳無さそうな顔をして頭を下げるA。
「にしても…��子君やA君の様な
別嬪が居ると場が華やぐの。男ばかりでむさ苦しいからな」
「隊長に褒めてもらって��子感激です♡」
「…あ,ありがとうございます」
「隊長が一番むさ苦しいですけどね」
「条野〜言い過ぎ…」
悄気たフリをする福地に呆れる条野が��子に足蹴されるのは何時もの流れ。普通の人が見たら驚くような光景。
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窓の外をボォーと眺めているA,云われた通りに大人しくしている。��子と福地はあの後直ぐに任務に行ってしまい残ってる隊員は条野と末広。
妙に沈黙が続く。
「…幼い時は髪が長いんだな」
末広がAを膝に乗せて頭を撫でている。Aは「そうですか?」と澄み渡るアルトの声でそう云った。
「いや…距離感可笑しくないですか!?」
空かさずツッコミを入れる条野。キョトンとする真顔の二人を見て盛大にため息をついた。
「末広さん…Aさんは見た目幼女ですが中身は１６歳の娘ですよ?」
「妹みたいだからな…つい」
「理由になってない!!」
青筋を立ててキレる彼の大声にビクッとなるA。それを見ていた末広が軍刀を異能で伸ばしてプスッと条野を刺す。
「煩いぞ条野」
「痛っ,元はと云えば貴方の所為でしょう!?」
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黒灰白有無％(プロフ) - 完結おめでとう御座います!此処迄夢中で一気読させて頂きました,今章のタイトル回収や夢主の成長 無事皆が元に戻った嬉しさが溢れ感極まりました！ちゃんとフラグ?回収もしていて内容,迚も面白かったです!再び読み返しにきます是からも応援しております!失礼致しました (8月17日 16時) (
レス) @page33 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御影 | 作成日時：2023年2月22日 18時
