文豪と貴方の物語 待雪草

〃 ページ15

『あれ位やっておかないと,
文豪が私のだって分からないと思ってね(ﾆﾔﾘ』
────────────────────
芥川
「……………」
夢主をキッと睨み付ける彼。夢主と一緒に迎えに来てくれた部下達から温かい目で見られるので本音を云うとメチャクチャ恥ずかしいみたいです。
「二度と公衆の面前でやるな」
『…二人っきりならやっても良いの?』


中原
「ァァァ…クソ…手前のせいだ」
あの時の光景が何度もチラついて仕事に集中出来ないご様子。夢主を壁に追い詰めて身動きを取れないようにします。
「仕返しさせてもらうぜ?」
『っ───!?』


ドストエフスキー
「Aさんも僕のです」
文句を云っても,クスクスと揶揄う様な笑顔の夢主。ちょっとムッとした彼はグイッと夢主を抱き寄せて耳元で囁やきました。
「お返しさせてもらいますよ?」


ゴーゴリ
「きゃあーAちゃん,イケメン!…でも」
行き成り彼に押し倒されて吃驚している夢主。彼は手袋を取ると夢主の首筋を指でなぞり,接吻(キス)をします。「矢っ張りこうでなきゃ」とニヤニヤとしている彼。
『…何したの』
「キスマーク付けただけ♪」

〃→←11頁の続き　組織内に戻った後,文豪に文句を云われた夢主が『あの方が私の文豪だって見せつけれるでしょ♪』と云ってニヤリと笑ったら　クリスタルパワー様リクエスト

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