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警察から応援要請されて違法賭博会場に来ていた武装探偵社。猟犬を見つけるや否や笑顔で手を大きく振るエレナ。
「応援に来ました〜!」
敦や国木田,太宰の姿も其処にはあった。武装探偵社を一瞬だけ見た高村はAの肩をポンッと叩いて「帰ろう」と小声で伝える。だが,目敏いエレナが神凪を引き留めた。
「そこにいるに人達は誰ですか〜？
あたしは武装探偵社のエレナでーす!」
グッと黒い軍帽を目深に被り顔を隠したA。島崎やみすゞも途端に据わった目をした。高村も答える気が無いのか黙り込んでいる。
「“神凪”と呼ばれる特殊執行人部隊の方々です」
「お前も来たのか」
エレナと仲良さそうに喋っている条野と末広を視てしまったAが視線を逸らす。表情は変わらず真顔だが,瞳は哀しみの光を称えていた。
「我々はこれで失礼,次の依頼がある」
高村がパチンッと指を弾いて異能を発動する。みすゞや藤村,Aが天色の文字列に包まれる。フワッと溶けるように姿を消した神凪。
「お名前…聞きそびれちゃった〜」
唇を尖らせて悄気げた態度を取るエレナ。太宰がニコッと笑って「次の逢った時に聞けば良いさ」と慰めていた。「そうですね。治さん!」と可愛らしい笑顔を見せるエレナ。
────────────────
「あああ!!何なのよあの娘はぁ!!」
神凪隊の本拠地に戻ってきたみすゞが机をバシバシと叩きながら悔しがっていた。
「落ち着け金子。気持ちは判る
予想してた以上に鼻に付く女だったな…」
島崎が顔を顰めながら壁に凭れかかっていた。高村も相当頭にきているのか先程から全く言葉を発さない。
「…あの人が皆さんから記憶を消した」
珍しく声を震わせたAに驚く高村。表情に出なくても解るくらいその声は泣きそうだった。魂に罅が入る音が聞こえてきそうな声。
ハァ〜と思いっきり溜息を付いたみすゞ。「今の声を条野君に聴かせてあげたいわ」と云って立ち上がると給湯室に向かう。
「珈琲を淹れる。」
「手伝います」
みすゞの後に着いていくA。「あら。ありがとう」と仲睦まじく談笑しながら給湯室に入っていた。
「…でこれからどうする高村。」
「今は泳がせておこう,油断した所で
執行を執り行う。……関係者全員の前で」
「フッ…実質,公開処刑だな」
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SKY理科グループ(プロフ) - 最高･･･ (2023年2月2日 22時) (
レス) @page48 id: 604fe2f924 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 御影さん» 読者の逆鱗にも触れたのでね！きっと来世はナメクジですね！ (2023年1月22日 23時) (レス) id: 301f09f551 (このIDを非表示/違反報告)
御影(プロフ) - ぶりっ子は夢主ちゃんの逆鱗に触れたので当然の報いです(*^^*)。 (2023年1月22日 21時) (レス) id: e37802ecfa (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！めちゃめちゃ面白くて、一話から一気に読んでしまいました…！『死なない程度にｺﾛします』の台詞で、「あ、あのぶりっ子終わったな」と思いました()さわらぬ神ならぬ、さわらぬ夢主に祟り無しですね…更新頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2023年1月21日 23時) (レス) @page46 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - フリーザ様かな？？？ (2023年1月9日 19時) (レス) @page38 id: 301f09f551 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御影 | 作成日時：2022年11月29日 9時
