文豪と貴方の物語 秋桜

続き ページ3

『矢っ張り!出るんじゃ無かった!!』
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芥川
『年々威力を増してるな』
滝のような雨と、暴風に見舞われた彼と夢主。行きは雨降りそうだなーって感じの天気だったのに、任務終わった途端にこの悪天候。
『帰ったら私と一緒にお風呂ね、』
「僕(やつがれ)は平気だ」
よく云うよ、びしょ濡れになって寒くてプルプル震えてるのに…


中原
「帰んぞー」
彼には豪雨も暴風も効きません。重力であさっての方向に雨と風を避けます。
『ﾌﾟｼｭﾝ、寒い』
「確かに肌寒イな」と外套を夢主の肩にかけてくれる彼。
『任務お疲れ様、戻ったら珈琲淹れるね』
「おう、ありがとな」


ドストエフスキー
「引き返しましょう」
出てすぐはパラパラと降ってた雨が段々と横降りに成ってきます。風も強くなり、彼と夢主が指していた傘は意味をなしていません。
びしょ濡れになってアジトに戻ると、ゴンチャロフさんとゴーゴリ君に心配されます。
「ｸｼｭﾝ…」
『フェージャ大丈夫?…ﾆｬｸｼｭ』


ゴーゴリ
「わぁァ!」
彼とびしょ濡れになりながら帰っている途中、いきなり彼が真っ赤になって外套で包んできます。
『何、どーしたの?』と驚く夢主。
「んー何でも無いよー、すぐ着くから」と異能で夢主と一緒にアジトまで行くと速攻夢主を暖かい部屋に放り込む彼。
「着替え持ってくるから!!」
夢主に外套被せてバタバタとしてる彼。
『何時にも増して動くね』
「だってAのシャツが濡れた所為で下着見えてる////」
『大声でいうな阿呆////!!』

続き→←「夢主と文豪が任務の日に大型の台風が来て、暴風雨が凄まじかったら」月華様リクエスト

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