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青木「檜山くんに謝る」
黒田「謝るだけ？」
青木「色々事情説明する。」
黒田「よし、行ってらっしゃい。」
青木「いってきます」
俺は勇気を出して檜山くんに謝る。
勇気を出すって言っても俺が悪いだけだし…
青木「檜山くん！」
檜山「なに青木。」
青木「俺、自分の気持ちに嘘ついてた。本当は檜山くんとずっといたかったのに、海琉とか豊田くんのところ行って自分の気持ち紛らわせて。そうさせたのは全部檜山くんなんだって…勝手に決めつけてたんだ。そうやって俺のそばから檜山くんが去っていったのは俺自身のせいなのに…檜山くんが全部悪いって！
…そうやって決めつけて自分が悪くないって言い聞かせて海琉や豊田くんのところ行ってたんだよ！」
檜山「…」
青木「俺、黒田くんから聞いたんだよ。檜山がずっと悩んでるーって。檜山くんがそうなってるの気づかなくて…俺自身自分のことだけ精一杯で。他人のことなんか考えられなかったんだ…」
檜山「他人？」
青木「…」
檜山「俺のこと他人扱い？」
青木「ごめん…」
檜山「俺、青木に他人扱いされたくないよ？」
青木「え？」
檜山「俺は青木にとって素晴らしい人でありたい。青木から見ても他の人から見ても、最高の人間なんだって、証明したい。」
青木「檜山くん…」
檜山「俺は！青木の…1番大切な人でありたい！」
青木「檜山くんっ…」
檜山「青木。」
青木「なに、、檜山くん…」
檜山「俺…青木の事…大好きだ！誰にも負けないくらい…大好きだ！」
青木「檜山くんっ！」
檜山「！」
青木「俺も、大好き！檜山くんの事！でも」
檜山「でも？」
青木「もっとお互い知らない部分もたくさんあると思うから…」
檜山「何？」
『ﾁｭｯ』
檜山「//」
(檜山side)
俺の唇に青木の唇が触れた。
青木の唇はプルプルだった。
青木「急にごめん。これでもつ、包み隠さずお互いのこと知れるよね？」
檜山「うん。ほんとごめん…」
青木「俺も…ごめん…檜山くん…」
『ｷﾞｭｰｯ』
青木の暖かくて優しい温もりを感じた。
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作者名：鈴華 | 作成日時：2023年2月18日 14時
