ひやあおは安定の夫婦。 (ページ11)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:8,814 hit

11 ページ11

黒田「あーおき」
青木「黒田くん。どうしたの？」
黒田「青木さ、俺が檜山に話しかける前、なんか言おうとしてたよね。それって俺に言っちゃいけないやつ？」
青木「いや…別に…重要な事じゃないし、黒田くんにいうほどのことじゃないよ。」
黒田「なら、せめて、呼んだ光成には言ったら？光成自身、避けられてる気がするんだってさ。」
青木「避けてるわけじゃ…」
黒田「ならなんで話せないの？」
青木「…」
黒田「檜山には話せないことなら俺に言って。言いふらすとかそんな事はしないから。」
青木「わかった。」
黒田「ありがと、理解してくれて。」
青木「俺さ、避けてるわけじゃなくて、逆に檜山くんに避けられてと思ってたの。だから、自分の気を紛らわす為に海琉のところ行ったり豊田くんのところ行ったりしてて…そうやって自分自身に嘘ついてさ…」
黒田「紛らわせる為に海琉とか豊田くんのところ行ってたってことでしょ？檜山に避けられてる気がしたから。でもそれは勝手に青木が思ってる被害妄想だよ」
青木「被害妄想…」
黒田「結局は青木も檜山の事避けてるんだよ。青木自身は避けられたから他のところ行ったけど。それは檜山にとって避けられてる事だから。」
青木「…」
黒田「自分自身に嘘ついて、それで結局檜山になにを言いたかったの？」
青木「ごめんって…それだけ言えればよかった…」
黒田「ごめんだけで済む問題かなそれって。」
青木「…」
黒田「青木。」
青木「なに…」
黒田「俺もさ、その相談乗るから、ひやあおのあの絆、もう一回取り戻そう。」
青木「いいの…」
黒田「もちろんっ。ひやあおは夫婦…なんでしょ？」
青木「…そう思いたい…」
黒田「ならあの仲良かった時代のためにお互いのこと考えて取り戻そう！おー！」
青木「おー！ｳﾌﾌｯ(#^.^#)」