争 ページ7
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連れてこられたのは空き教室
こういう呼び出しにはあるあるすぎてびっくりしたけどね
『なんですか?』
「…自分調子のりすぎとちゃう?
変な手使って侑くんをまたより戻させたんやろ」
『は?どういうことや』
「侑くんはもう話とない言うとったけどな」
侑が…?ほんまどういうことや
「ほなわかったならこれ以上侑くん縛らんといてな」
そう言って彼女は去っていった
やっぱ侑の気持ちはわからん
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授業の時間もあれだったので急いで教室に戻った
「あ、A」
教室に戻ると治が自分の席にいた
その後ろには
『侑…』
侑がいた
「Aどこ行っとったん心配したやろ」
なんやそれ
私と話とないんやないのか
そう思うと一気にイライラしてきた
『なんなん自分』
気付いたら発していた
「は?」
『聞いたで
私と話したくないんやってな』
一瞬で空気が凍りついた
「誰から聞いたん」
治が口を出した
私は言おうか迷った
でもあの人の名前なんて知らんし
というか侑は話すどころか口を開こうともしてない
否定も肯定もしない
そんな侑にさらにイラッとき
『侑は!!私を都合のいい女としか思ってないんやろ!!本当は誰でもいいんやろ!!』
「…さっきから黙って聞いてれば」
ついに侑が怒りだした
『なんやずっと黙ってたくせに!!
否定も肯定もせなんだくせに!!』
「こんのっっ…!!」
「ばかツム!!」
侑が殴りかかろうとしてくる
だがそれを治が止めにはいる
それでも侑は止まんない
「お前に俺の気持ちが分かるんか!!」
『分かんないよ!!
侑がどうして私を彼女にしてくれたのかも、どうして避け始めたのかも全部分かんないよ!!!!』
私の頬に一筋の涙がこぼれる
侑の動きが止まった
そして
「頭冷やしてくる」
そう言って教室を出て行った
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こんにちは!
この度は更新が遅くなってしまって申し訳ございませんでした_|\○_
現在進行形でテスト期間でして、、
ほんとすみません
また落ち着いたら更新し始めます^^;
氷浦 柊良
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作者名:氷浦柊良 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hiura02141/
作成日時:2020年1月31日 13時