片思い 6 ページ7
貴方side
数ヶ月たったある夏休みの日
私達はいつも通り通話をしていた
そこまではいいんだ
でも、そのあとの金田一君の発言で時が止まったように感じた
「国見結局告んの？」
え？
「は？マジで？」
「金田一なんで今言う…」
『国見君って告るための気力はあるんだね』
「それくらい俺にもあるわ」
今の私には普段通りの会話をすることで精一杯
多分瀬菜ちゃんにはバレてるんだろうな苦笑
「でも、なんで今…」
「何となく？」
“理由も国見らしいわ”ってため息混じりに言う瀬菜ちゃん
「応援してっぞ〜」
金田一君は純粋に友達を応援してる
でも、私はすごく複雑だ
『えー国見君もついにリア充か〜』
「まだOK貰ってませんー」
「LINEで言うの？」
瀬菜ちゃんが問う
「まあそうかな」
これはガチだ
数ヶ月一緒にいて分かったけど国見君は自分が決めたことは曲げない人
だから告るって気持ちも変わらないだろう
「じゃあ送ってこいよ」
『うっそ、今！？』
思わず出てしまった大きな声
“うるせっ”って言われたけど今はそれどころではない
「今日の国見…無気力じゃないね」
瀬菜ちゃんが呟く
それに対しても“うるさい”と返す国見君
これに関しては瀬菜ちゃんに同意だよ…
·
結局送ることになって全員でどう送るか考えた
国見君が“嫌”って何回も言うから“好きです”になったんだけどね
あ、私は案あんまり出てないよ
さすがに出せないよ苦笑
そして送ってから数分後
「返信来た」
国見君のその言葉を聞いて心臓が跳ね上がった
その時の国見君の声のトーンは上がりも下がりもしないいつも通りの声だったので
これだけじゃOKだったのか分からなかった
ねぇ私はどうすればいいの…？
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氷浦 柊良(プロフ) - エルさん» 気付くのが遅くなってしまって申し訳ございません！ありがとうございます！！頑張ります！これからもよろしくお願いします！ (2019年7月13日 17時) (
レス) id: 979ff28786 (このIDを非表示/違反報告)
エル - 柊良さんこんにちは！作品全部見てます！本当に柊良さんの小説大好きです！これからも頑張って下さいね！ (2019年4月13日 16時) (レス) id: bf1a9faf05 (このIDを非表示/違反報告)
氷浦 柊良(プロフ) - キラリさん» マジですか、、ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年4月2日 9時) (レス) id: 979ff28786 (このIDを非表示/違反報告)
キラリ(プロフ) - 前作からみてまーす！！応援してます！頑張って下さい！！あ、面白度、投票しておきました！笑 (2019年4月1日 23時) (レス) id: 203d4207d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷浦柊良 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hiura02141/
作成日時：2019年4月1日 18時
