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片思い 5 ページ6

貴方side

『いらっしゃい』

そして瀬菜ちゃんを中に入れようとする


「ごめん!!」

急に瀬菜ちゃんが謝ってきた

『え、え、どうしたの??』

なんで謝られたのか分からなかった私は挙動不審になる

「Aちゃん国見好きなのに嫌な思いさせちゃって…」

わざわざそれを謝るためだけに来てくれたの…?

「もしかしたらって思っちゃってさ…」

『いやいやいや、全然大丈夫だから!』

瀬菜ちゃんのせいでは全くないし
私が抜ければよかったものの
結局好奇心が勝ってしまったからこうなってしまっただけ

『と、とりあえず上がって?』

流石に玄関で立ち話もあれなので自分の部屋に行かせた

·

私は先に用意しておいたジュースを持ち部屋に戻る

『瀬菜ちゃん、はいこれ』

「ありがとう」

受け取ったジュースを1口飲んだ

しばらく沈黙が続いた後瀬菜ちゃんが先に口を開いた

「国見もさ、こんな可愛い子放っておいてなにしてんのって感じ」

“だってさー”と瀬菜ちゃんが言葉を続けた

そうだ、忘れていたが瀬菜ちゃんは佐々木さんのことが好きではないんだ

まあ嫌いと言うよりは苦手の部類だろう
なにせ、陽キャな感じですから

「あいつ陽キャ嫌いだと思ってたんだけどなー」

『それは私も意外だったな
国見君ああいう子苦手そうなのに』

国見君がthe無気力って感じに対し佐々木さんは小説とかの主人公って感じ

“あーあー”と言いもう一口飲む瀬菜ちゃん
…なんか酔ってるみたい

そして一気に飲み干した

「とにかく!
あんまり無理しちゃダメだからね!
何かあったら言うこと!いいね!!?」

『え、あ、はい!』

なんかお母さんみたいな気もしてきた()

「じゃあ私この後用事あるから帰るね」

そう言って片付けを始めた

『え、用事?』

「そ、ちょっとね」

用事あるのに来てくれたの…
優しすぎる

そして瀬菜ちゃんは帰って行った

最後にさっきと同じようなこと言ってね
お母さんか!

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氷浦 柊良(プロフ) - エルさん» 気付くのが遅くなってしまって申し訳ございません!ありがとうございます!!頑張ります!これからもよろしくお願いします! (2019年7月13日 17時) (レス) id: 979ff28786 (このIDを非表示/違反報告)
エル - 柊良さんこんにちは!作品全部見てます!本当に柊良さんの小説大好きです!これからも頑張って下さいね! (2019年4月13日 16時) (レス) id: bf1a9faf05 (このIDを非表示/違反報告)
氷浦 柊良(プロフ) - キラリさん» マジですか、、ありがとうございます!頑張ります!! (2019年4月2日 9時) (レス) id: 979ff28786 (このIDを非表示/違反報告)
キラリ(プロフ) - 前作からみてまーす!!応援してます!頑張って下さい!!あ、面白度、投票しておきました!笑 (2019年4月1日 23時) (レス) id: 203d4207d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:氷浦柊良 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hiura02141/  
作成日時:2019年4月1日 18時

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