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両思い ページ15

貴方side

起きた時には国見君はいなかった
その代わりLINEが入っており、少し頬が緩んだ

次の日体調は良くなったので、学校へ行くと瀬菜ちゃんが一目散にこちらに来た

「Aちゃん!よかった…」

ホッとしたような顔をした瀬菜ちゃん
すごい心配させちゃったな

キーンコーンカーンコーン

朝練が終わるチャイムが鳴った

いつもなら聞き流してるものだが今日は違う
だって国見君が来るということになるから

どんな顔して会えばいいのだろうか
というか夢ではないよね?

という考えがぐるぐる回っている

そして数分後

「おはよ」

クラスの人に挨拶してる国見君の声が聞こえた

鼓動が早くなるのが分かる

落ち着け自分

「大丈夫?まだ体調悪い?」

『え、』

しまった、国見君に気を取られすぎてて瀬菜ちゃんの話聞いてなかった

『ごめん、ぼーっとしてた…』

と言うと

「体調悪かったら言うんだよ??」

と心配されてしまった

そして

「おはよ」

国見君がこちらに来た

『お、おはよ』

私はどんな顔をしているのだろうか
多分真っ赤だ

そんな私を見た国見君が

「泉、俺ら付き合ったから」

と私の肩を抱いて言う国見君

私は一瞬思考が停止した
今なんて

同じように瀬菜ちゃんも停止している
そして

「今の…ほんと…?」

と私に確かめるように問う

私が恐る恐る頷くと

「Aちゃん!!」

と抱きついてきた

「よかったじゃん!!」

少し涙目な瀬菜ちゃん

そして私から離れ、国見君に向き直る

そして

「Aちゃん泣かしたら許さないから!」



国見君は

「もう泣かさない」



とても嬉しかった

そして国見君が耳元で

「絶対離さないから」

一瞬で熱が集まったのが分かる

そして国見君は席へ戻って行った

私はその後ろ姿に向かって

“大好きだよ”

と心の中で呟いた

fin

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氷浦 柊良(プロフ) - エルさん» 気付くのが遅くなってしまって申し訳ございません!ありがとうございます!!頑張ります!これからもよろしくお願いします! (2019年7月13日 17時) (レス) id: 979ff28786 (このIDを非表示/違反報告)
エル - 柊良さんこんにちは!作品全部見てます!本当に柊良さんの小説大好きです!これからも頑張って下さいね! (2019年4月13日 16時) (レス) id: bf1a9faf05 (このIDを非表示/違反報告)
氷浦 柊良(プロフ) - キラリさん» マジですか、、ありがとうございます!頑張ります!! (2019年4月2日 9時) (レス) id: 979ff28786 (このIDを非表示/違反報告)
キラリ(プロフ) - 前作からみてまーす!!応援してます!頑張って下さい!!あ、面白度、投票しておきました!笑 (2019年4月1日 23時) (レス) id: 203d4207d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:氷浦柊良 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hiura02141/  
作成日時:2019年4月1日 18時

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