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仕事無くなるんだよ、29話 ページ30

「はあァー...」

刑事__女の嫉妬は怖い篇で登場した__は、深い溜め息をついて机へと上半身を預けた。それを見た部下は、どうしたかのかとコーヒーを机に置く。軽く礼を言った刑事は「それがよォ」と口を尖らせた。

「仕事が無ぇじゃァねぇかよ」

「...はい?」


ここはあの世唯一の警察署。地獄に警察署なんて作ったら職権乱用する輩でごった返すであろう。だから警察は皆、天使である。あの世唯一の警察署。ならば犯人逮捕だ、さぁ事件解明だ、仕事が山積みになる筈である。否、数百年前までそうだった。

「確かに...!でも、なんでいきなりそんなに事件解明だ犯人探しだの仕事が減ったんですか?」

部下が身を乗り出して聞くと、コーヒーを片手に持った刑事は「減っちゃァいねェよォ」と放った。部下は間抜けな声を出し、疑問符を浮かべた。

「減っちゃァいねェ、寧ろ増えてやがる。がァ、とある奴等が証拠物件と共に大体の犯人達捕まえてきちまうのよォ」

「とある、奴等...?」それは警察なのかと問えば、刑事は「いィやァ」と苦笑いを浮かべる。


「黒髪の天使に、白髪の悪魔、黒髪の死神だァ」

ほゥらまァた元気に犯人捕まえてきてやがるぜェ


部下が警察署の入口に目をやれば、指名手配してた犯人を引きずる黒髪の天使の女の姿が見えた。「刑事さんちわーッス」と、そりゃもう元気に...。

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銀理(プロフ) - サトリさん» 全然イケます!!こんな奴の嘆きにリクありがとうございます!バイオハザードですよね? (2017年5月9日 23時) (レス) id: f344d7c9d7 (このIDを非表示/違反報告)
サトリ(プロフ) - リクエストまだいいならバイハザパロ的のってできるー? (2017年5月9日 21時) (レス) id: 0930e67ec2 (このIDを非表示/違反報告)
銀理(プロフ) - 誰かお話のリクエスト下さい!!!! (2017年4月12日 23時) (レス) id: f344d7c9d7 (このIDを非表示/違反報告)
ファーストMe - 良かったなー銀理!ウチも気が向いたら見てるから、続けてくれて嬉しいよ(*^^*) (2017年4月10日 16時) (レス) id: d48a818a0f (このIDを非表示/違反報告)
銀理(プロフ) - 白銀少女由希さん» うわぁ初めてコメントされた方ですね!(感涙)こんな作品にありがとうございます。これからも頑張ります、リクも受け付けてます!! (2017年4月8日 23時) (レス) id: f344d7c9d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:引退より蘇りし駄作者 | 作成日時:2016年9月18日 0時

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