メンタル防弾ガラス、１２話 ページ13
「うぇっ...」
路地裏で行われた殺人。湿っぽいソコでの犯行は、遺体の異臭をキツくした。只でさえ酷い見た目をした遺体とその異臭。ダブルコンボが炸裂し、大天使夢は胸の辺りから何かが込み上げてくるのを感じ、冒頭の一言と同時に口を手で覆った。
「こりゃァ夢さん。大丈夫ですかァい？」
「あ、あぁ刑事さん。大丈夫だと思いたいですね、しかし、酷い犯行で...」
「嗚呼ァ、可哀想に」そう頷く刑事は、夢を路地裏の外へと連れ、事件資料を見せた。刑事なりの気遣いだろうか。路地裏にいた時点で持っていた資料。そこで確認するのが手っ取り早いが、夢の気持ちを考え外に連れ出したのだろう。夢は「すみませんね」と謝り、資料に目を通した。
「足跡のサイズから女性...しかも、俺の部下の部下だったんですか。あ、すみません日本語不自由で。面倒で」
「夢さんのそう言う所が皆に人気あるんスよねェ」
２人で苦笑いをしながら資料を見ていると、犯行場所である路地裏から女にしては低い__と言うか言葉遣いが荒いせいで低く聞こえる__声が聞こえた。
「ふぃー...ダルいわ」
出てきたテンセーの手は土で汚れており、多分__と言うか確信してる__遺体近くの証拠物件を探す為掘ったり何やりしていたのだろう。
「テンセーちゃァん、お疲れさまァ」
「どうも刑事のおっさーん。証拠と言う証拠はありませんでしたねぇ」
夢はそれを見て深い溜め息をついた後、苦笑いした。
「よくあんな所に長時間いられるね...」
「テンセーちゃァん、メンタル防弾ガラスだからねェ」
「何言ってんスか。防弾ガラス５枚張りでーす」
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銀理(プロフ) - サトリさん» 全然イケます！！こんな奴の嘆きにリクありがとうございます！バイオハザードですよね？ (2017年5月9日 23時) (
レス) id: f344d7c9d7 (このIDを非表示/違反報告)
サトリ(プロフ) - リクエストまだいいならバイハザパロ的のってできるー？ (2017年5月9日 21時) (レス) id: 0930e67ec2 (このIDを非表示/違反報告)
銀理(プロフ) - 誰かお話のリクエスト下さい！！！！ (2017年4月12日 23時) (レス) id: f344d7c9d7 (このIDを非表示/違反報告)
ファーストMe - 良かったなー銀理！ウチも気が向いたら見てるから、続けてくれて嬉しいよ(*^^*) (2017年4月10日 16時) (レス) id: d48a818a0f (このIDを非表示/違反報告)
銀理(プロフ) - 白銀少女由希さん» うわぁ初めてコメントされた方ですね！(感涙)こんな作品にありがとうございます。これからも頑張ります、リクも受け付けてます！！ (2017年4月8日 23時) (レス) id: f344d7c9d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：引退より蘇りし駄作者 | 作成日時：2016年9月18日 0時
