落ちた先には物騒人間、２話 ページ2
「油断した」
テンセーはぼそりと呟いて、地面に落ちた。落ちる瞬間にバサァッと羽を広げたのが幸い、死ぬ__正しく言うと転生する__事はなかったが、腕を折ったらしい。今日は外出するんじゃなかったと、テンセーは痛む腕と羽を抑えうずくまった。
サタンに書類を渡した後、架け橋上で天使に恨みがある者に背後から羽を刺され、交戦したが無残に橋から落ちた。そして、現世へとやってきてしまった。そして冒頭となる。
「どうすっかなぁ」
運よく落ちた先は森の中。近くに人間もいない。魔力を使ってもばれないだろう。
そう考え、ケガした羽を広げた瞬間...
ﾊﾟｧﾝｯ!!__
「ぐっ...！？」
広げた羽に銃弾が貫通した。痛みに耐えていると、向こうから足音が聞こえた。
人間だ、殺される売られるヤバいヤバいヤバい。
テンセーは、人間を傷つけない程度に魔力を攻撃する事ができない。それは彼女がいつでもマジで闘っているからである。
近付く足音。人の話し声。テンセーは大量の冷や汗をかき、隠れるようにうずくまった。そして、聞こえたのは...
「あれ、鳥かなんかだと思ったんだけど...」
「いや、これ、天使じゃないのか...？」
そこにいたのは、修道服を着た男と女、いわばシスターと神父であった。シスターの手には、テンセーの羽を売ったライフルが。
「は、ぁ...」
神父とシスターは神々を信仰する者。ならば、天使を売るなんて行為はきないだろう。
その安心感と、腕と羽の痛みによってテンセーはそこに倒れるように眠った。
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銀理(プロフ) - サトリさん» 全然イケます！！こんな奴の嘆きにリクありがとうございます！バイオハザードですよね？ (2017年5月9日 23時) (
レス) id: f344d7c9d7 (このIDを非表示/違反報告)
サトリ(プロフ) - リクエストまだいいならバイハザパロ的のってできるー？ (2017年5月9日 21時) (レス) id: 0930e67ec2 (このIDを非表示/違反報告)
銀理(プロフ) - 誰かお話のリクエスト下さい！！！！ (2017年4月12日 23時) (レス) id: f344d7c9d7 (このIDを非表示/違反報告)
ファーストMe - 良かったなー銀理！ウチも気が向いたら見てるから、続けてくれて嬉しいよ(*^^*) (2017年4月10日 16時) (レス) id: d48a818a0f (このIDを非表示/違反報告)
銀理(プロフ) - 白銀少女由希さん» うわぁ初めてコメントされた方ですね！(感涙)こんな作品にありがとうございます。これからも頑張ります、リクも受け付けてます！！ (2017年4月8日 23時) (レス) id: f344d7c9d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：引退より蘇りし駄作者 | 作成日時：2016年9月18日 0時
