ツンデレ弱虫ガールの本音、３２話 ページ39
戦争が起こる理由が余りにもショボい。
それを夢や他の大天使、__地獄を纏めし者__サタンや大悪魔に問い詰めた。夢や大天使達は「今までの報いだ」と笑った。サタンや大悪魔達は「下級悪魔達が勝手に戦争をし出した。俺等の言う事はもう聞かない」と泣いた。
何故こうなった？
テンセーは周りが騒がしく働いている中、１人立ち止まり考えた。銀城と夢に言われた言葉が頭の中でリピートされていた。
サタン達は戦争には参加しない。下級悪魔達の勝手な行動だ。もう地獄と天国が和解する事はないだろう。
そうだ。天使は、悪魔を差別していた。悪魔を自分と同等と考え接した天使など、テンセーと夢、それにあのカフェ「雪月話」の店員ぐらいだろう。それ程までに少ない。「当然の報いだ」と嘆く大天使達に同情した。
本当は戦いたくなんて無い。いつも白銀を殺すとか言ってるけど、アイツに消えられたらきっと寂しい。
「テンセー」
後ろから自分を呼ぶ声がした。けど、そんなの騒がしく動く周りからしたら聞こえはかったかもしれない。そうさ、自分も聞こえなかった。後ろを向く気力も無いよ。
「テンセー隊長」
「っう...」
＜テンセー、お前は特攻部隊隊長だ＞
「何だよ、もうっ。テメーの勝手な判断でっ、なんでっ....！！」
「もう戦争が始まりますよ」
感情の籠もってない天使の声に嘔吐を感じた。
(怖いなぁ...)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
銀理(プロフ) - ファーストMeさん» おやすみなさーい (2016年9月18日 23時) (
レス) id: f344d7c9d7 (このIDを非表示/違反報告)
ファーストMe - 続編でクリーチャー出せや。（福沢さんﾎﾞｿｯ）( ￣▽￣) (2016年9月18日 23時) (レス) id: ef3ca94e4e (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - 銀理さん» 続編いくの？ (2016年9月15日 22時) (携帯から) (レス) id: 1f857ebe9d (このIDを非表示/違反報告)
銀理(プロフ) - まろんさん» 続編でやる (2016年9月15日 22時) (レス) id: f344d7c9d7 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - 銀理さん» ﾜﾀｸｼ鬼畜ですからwwそいえば、先ほどテンセーさん描き終わりましたよ。はよ月宮成仏させろやｺﾞﾙｧ (2016年9月14日 22時) (携帯から) (レス) id: 1f857ebe9d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：引退より蘇りし駄作者 | 作成日時：2016年5月14日 12時
