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あ「ん・・。」
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目を覚ますと、もぅ朝になっていた。
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今の時間は5時。
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起きるのには早いけど、のどが渇いたので1階に降りる。
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あ「ん？」
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リビングにつくと、朝に弱い鳴海が、参考書を広げて机に向かっていた。
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集中しているのか、私がリビングに入ってきたのも気づかず、参考書とにらめっこ中。
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あ「鳴海？」
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鳴「あ・・お姉ちゃん。
まだ5時なのに、早いね。」
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ﾆｺｯと笑って、笑顔を見せる。
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けど、何故か目がとても赤かった。
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もしかして・・。
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あ「鳴海こそ、こんな時間に勉強して・・珍しい。」
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鳴「ひどいなぁ。
だって、鳴海・・今日入試だよ？」
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あ「へ？」
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そぅいえば・・ヒナちゃんが入試とか・・言ってたような。
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じゃぁ、今日私は学校休みじゃん!!
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あ「そっか。
鳴海、頑張ってね。」
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鳴「うん!!
絶対合格してやるんだからｯ
・・あ、のどかわいた。」
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鳴海はｷｯﾁﾝへと向かう。
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あ「あ、私もなんか飲み物ちょぅだい。」
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鳴「もぅ・・。
入試直前の妹をこき使うなぁ〜っ」
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そぅいいながらも、私の分まで取ってきてくれる。
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そぅいうところが、鳴海の良いところなんだよね。
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私は鳴海の見ていた参考書を見た。
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あ「・・・やっぱり(ﾎﾞｿｯ」
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参考書には、丸いしみがついていた。
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赤い目。
丸いしみ。
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鳴海・・泣いてたんだ。
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どうして、泣いてるんだろ。
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姉である私に、少しでも相談してくれればいいのに。
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それとも、私に言いたくない事？
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鳴「お姉ちゃん、はい。」
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ﾍﾟｯﾄﾎﾞﾄﾙのﾐﾈﾗﾙｳｫｰﾀｰをくれた。
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あ「ありがとう。」
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ねぇ鳴海・・。
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・・・もっと私を頼って？
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- 恋愛運: ★★★☆☆
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- 全体運: ★★★☆☆
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たちょわかめ∞(プロフ) - 私の中でハマっている小説第1位です！！頑張って下さい☆ (2013年4月2日 21時) (
レス) id: 413d61851b (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - うさみみさん» 大好きだなんて///あたしもうさみみｻﾝ大好きーっ (2013年1月15日 21時) (レス) id: c46deac9ab (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - アンナさん» ぉれんじゅでいいよ♪ (2013年1月15日 21時) (レス) id: c46deac9ab (このIDを非表示/違反報告)
うさみみ - ぉれんじゅさん» いやいやぁ〜！ ほんとに思ってるからっ！/// 更新頑張って☆ ぉれんじゅさん大好きっ/// (2013年1月10日 21時) (レス) id: b80a04dd45 (このIDを非表示/違反報告)
アンナ - ぉれんじゅさん» 私もタメでいいよ!ぉれんじゅって呼んでいい？ (2013年1月10日 21時) (レス) id: 6ed7de71f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぉれんじゅ
| 作者ホームページ：http://ameblo.jp/yozakura-mana
作成日時：2013年1月3日 20時
